小説 空を見上げれば(上)60
こんばんは。小説家の藪田建治です。
今日はこれから夜勤に行ってきます。どうやら世間はコロナBA2型にかなり移行しているようですね。不安にもなりますけど、日常を楽しむことも大事にしていきましょう。
さて小説をアップします。
理穂はそれ以上何も言えない。有紀が言いたいことも分かる。言ってることが正しいから余計に後ろめたい、面白くない。
でも私が悪いのか。いやそうじゃない。私は悪くない。まるで私が悪いように言った有紀が悪い。そもそも話の原因になった渚が悪い。彼女の行動が私をこうさせたのだから。
彼女達2人を敵視すれば良い。私は仲間を作る。
「そうね。ごめんね、今日は有紀の気に入らないことを言って。」
「ううん。分かってくれたらそれで良いの。私も気付かない内に悪口や陰口を言ってることもあると思うし。」
やっと分かってくれた。多少強く言ってしまったけど、私の気持ちを分かってくれた。争いごとは嫌い。みんなが争うより共にいられる方が良い。
争いごと、私自身すごく苦手ですし、大嫌いですね。もちろん私も学生時代喧嘩もしてきましたし、今もする時があります。
でも争いごとから得られることって何でしょうか?例えば相手を言い負かして、小さな気持ちの優越感を感じて何を得られるのでしょうか?
結局次の争いを生むだけではないしょうか?
自分がすることも嫌だし、他の第3者がそうなっているのを見ることも避けたい。
もちろんそうせざるを得ない時もあります。ですが出来るなら回避したい。私は人としてそう思うだけです。
では夜勤に行ってきます。
さて小説全編を読んで頂ける方は下記のURLよりお願いします。
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