【社会人必見】重要を定義する

過去に緊急度×重要度の2つのマトリックスで考えようという記事を書きました。結論は重要度が高いものをやりましょうですが、そもそも重要って曖昧に感じたので、定義してみたいと思います。

言葉としての「重要」

価値・必要性などが大きいこと。

これが「重要」と調べたら出てくる意味です。

価値:どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。
必要性:かならず要ること。なくてはならないことという性質

価値と必要性は上記です。そして、「大切」は「値打ちが大きいさま」、「値打ち」は「事柄がもっている価値」とループするので、言葉としての深堀はここでストップです。

今回は価値に関しては人それぞれになるので、重要とは「役に立つ」×「必要性が高い」なものを重要というと分かりやすいかと思います。必要性に関してはそのままなので、役に立つというのを次に深ぼってみます。

仕事としての重要

私は仕事で重要という言葉を使うときは「ボリューム」×「変化率」が大きいものを指しています。企画や施策を実施する際に重要度の高いものからやるというときなどに使います。

ボリュームが小さいと、どんなに変化しても大局から見れば小さな変化となります。逆にボリュームが大きくても変化が小さすぎるとこれもまだ誤差程度になります。

例えば、家計で節約したいとします。面倒なので、以下の3項目のいずれかを節約するとします。

家賃10万(10%節約可能)、食費6万(30%節約可能)、光熱費3万(50%節約可能)

〇万がボリュームがで、〇%が変化率です。このままだと、重要度の高い節約を選んでみてと言われるとボリュームが一番、大きい家賃にしようや50%も削減できる光熱費を節約しようと思いそうですが、実際に節約できる額は以下になります。

家賃1万、食費2万、光熱費1.5万

このように「ボリューム」×「変化率」で考えることで、真に役に立つ=重要度が高いものを見つけることができます。

まとめ

重要とは「役に立つ」×「必要性が高い」

「ボリューム」×「変化率」でどれぐらい役に立つかが分かる。

今回はあくまで重要度という点だけで考えてみましたが、全部、やるのがよいこともありますし、時間は有限なので、ここに時間・工数の概念も考える必要もあるかもしれません。ここで紹介した重要度でなくとも、各自が使っている言葉の定義をそろえるとコミュニケーションミスが起きる頻度が減るかもです。

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吉田一貴@広告代理店/コンサルタント
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