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新しいチームでの歩き方
春も終わりつつあり、出会いとはじまりの4月が待ち受けています。
そんな中で、新しく職場やコミュニティに行くときに立ち止まって組織としての働き方を見直すため、この記事を書いています。
さあ、あなたは今新しい環境に踏み入れました。
歓迎会も済ませて、新しいチームで何かを成し遂げるために走り始めます。
「あれ、何から始めればいいんだっけ…?」
あなたは困りました。
OJTがあったとしても、ある程度は自走しなければなりません。
道標はありますが、歩き方を知らない赤ちゃんのような状態でした。
こんな時、どうしたら良いでしょうか?
チームとは何か
今回は、自分の中になんとなくある業務の分業について書いていきます。
まず、チームとは何でしょうか?
このように、目的が前提としてあって各個人が動くのがチームです。
そのため、最初にチームをアサインされた状態だと作業が目的化してしまうかもしれませんが、基本的には目的をまず認識する必要があります。
森を見る
あなたは目の前の木を伐採しようとしていると考えてください。
伐採のやり方を知らない上に、道具も持ち合わせていない状態です。
あなたはまず、何をしたら良いでしょうか?
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まずは、あなたはなぜ木を伐採するのかを知る必要があります。
シニアマネージャーや、プロジェクトリーダーでも良いですが、
プロジェクトの目的をまずは聞きましょう。
キックオフMTGで共有されるかもしれません。
ドキュメントも探せばあるかもしれません。
その辺りの資料もそこそこに探しつつ、
不明点があればどんどん掘り下げていく必要があります。
調査の結果
今回のケースは、山の一帯の整地や間伐を行うプロジェクトでした。
この場合、整地班や間伐班に分かれていて、重機などもありそうだなと想像できます。また、この山だけではなく他の山も同じように作業していると情報を貰ったので、過去の資料も役立つかもという思考にもなります。
能動的に考える
先ほど過去の事例があるか気になったので、プロジェクトリーダーに聞いてみました。
私「あの、過去の作業の記録などありますか?参考にしたいので…」
PL「ああ、日報はあるけどね。あとは設計書通りに進めてる。」
私「なるほど、日報の場所を教えていただいても良いでしょうか?」
このように、能動性のあるメンバーであればPLの立場としても助かるので、自分で考えて実行するのが最初の段階では大切です。