【1分で読める心理学:『疑似科学』認定された筆跡性格診断】
「書いた文字にはその人の性格が現れる!」
とよく言われますが、現代科学ではこれは『疑似科学』つまり、
「性格は筆跡には現れない」
というのが結論になっています。
なので、整った美しい字を書く人が「誠実」とは限らないし、
大きくダイナミックな字を書く人が「豪胆」とも限らないし、
丸くて可愛い字を書く人が「謙虚」とも分からない。
ということ。
https://psycnet.apa.org/record/1998-07238-011
1992年に発表されコチラの論文では、過去200件の筆跡学研究をデータ化して効果量を算出しており、筆跡と実際の性格に関連性があるのかを明らかにしています。
その結果分かったのが、
だということ。
書かれた文字から、その人がどのような性格・行動を取るのかは全く予想できない。
としています。
何となくこれまで根拠なく信じていたものが裏切られたような感覚にはなりますが、端的に、「字が整って綺麗な人は『字が綺麗』というスキルを持った人」だし、ダイナミックな文字を書く人も、丸っこい字を書く人も単純にその人の「手癖」である。
ということです。
意外なデータだなぁ。
結局、性格を求めるのであれば『ビッグファイブ』を調べるのが正確性は高いってことですね。
「何となく」信じているバイアスのかかったものって他にもあるんだろうなぁ。
参考にどうぞ(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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