見出し画像

『負けヒロインが多すぎる!』を観た所感。前編

(蛙๑╹ω╹๑ )<こんにちは。カエルです。

昨今のアニメをなかなかリアタイで観る体力が無くて(劇場に通ったりしてるので)、観たいなーと思っているアニメが貯まってるのですが、今回は『負けヒロインが多すぎる!』を観ていこうと思います。

各話からシーンをかいつまんだり、感想書いたり。そんな感じ。

❑1話 『プロ幼馴染 八奈見杏菜の負けっぷり』


◼︎劇場版レベルの背景

(蛙๑╹ω╹๑ )<背景が綺麗なアニメは良いアニメだ。音楽が良い、作画が良い、声優が良い、演出が良いアニメも良いアニメだ。

総合的に『負けヒロインが多すぎる!』が良質なアニメであることは第1話で解る。
さすがA-1 Picturesだ。今期の覇権と話題になるのも頷ける。

キャラクターが可愛さ全開なのも良いね。
主要ヒロイン3人の声優もアツいね。

『ウマ娘』のマチカネタンホイザ 役など
『リコリス・リコイル』井ノ上たきな 役など
『響け!ユーフォニアム3』針谷佳穂 役など

(蛙๑╹ω╹๑ )<特に八奈見役の遠野ひかるは声が特徴的で演技も面白い。期待しかない。


❑2話 『約束された敗北を君に』


◼︎ダブルスタンダードな妹

「友達がいなくて許されるのは、義務教育までですから」
「お兄さま、友達がいないのは決して恥ずかしい事ではありません」

(蛙๑╹ω╹๑ )<妹の属性は察した。


◼︎「しっ」

遠野ひかるの演技が光る。本作中、メイン負けヒロイン八奈見の演技に魅了されるオタクが続出するのも頷ける。
カエルは『ウマ娘』時点で魅了されているので、遠野ひかるが主演という事で本作を観ているまである。


◼︎コラボすんのやろなあ

製品名や会社名をモジらない系アニメなのか。
コラボ確定なのか。それともスポンサーなのか。

◼︎ストーリー/描写について

(蛙๑╹ω╹๑ )<誰が負けヒロインなのかは観てれば解るけど、ヒロインが傷ついていくさまが しっかり 描かれてるのが良い。

敗北者の心の葛藤とか、感情の起伏や割り切りが細かく描かれていくことが、本作で視聴の共感を呼ぶポイントなのかな。

❑3話 『戦う前から負けている』

◼︎便所飯カミングアウト

(蛙๑╹ω╹๑ )<コイツ……ッ さては面白いな?

◼︎経費削減生徒会ギャル

なんかヤバい人出てきた。
真面目なのか。不真面目なのか。天然系なのか。
生徒会所属ギャルって良いな。

◼︎視線がいやらしい

海のシーンの作画全体的に緩くて好き。
水着キャラの造詣はもうフェチズムの域だったね。

◼︎右端の焼きそば屋

いっぱい食べる君が好き。
八奈見の髪型、ボリュームあって昨今のアニメキャラクターの中でも特徴的だなって思う。
カワイイ要素詰め込んだ感ある。
そりゃ「八奈見はモテる」と言われたり周りの女子から揶揄されるのも分かる。
天然人たらしで同性に嫌われるタイプ。
でも良いヤツでみんなに好かれてるやつ。

◼︎「付き合ってください!」

(蛙*^ω^*)<告白シーンをしっかり描くアニメは神アニメ業界

A-1 Picturesの作画演技力がバチバチで本当に良い。
キャラの仕草や表情の変化、視線の動きや口元の緩みでキャラの心情(演技)を表現する作画力は本当に敬意に値する技術だ。

3話でこんなシーン描いて、これからどんだけ高いハードル飛ぶ気だ??


❑4話 『負けヒロインを覗く時 負けヒロインもまたあなたを覗いているのだ』


◼︎「泣くから、どこか行って。お願い」

真正面からぶつかって、目の前で幼馴染同士が付き合い始めるのを見せつけられた小鞠の気持ち察するに余りある。

小鞠が負けヒロインとして先輩らのイチャイチャを見せつけれ続ける事になるのは展開的に分かっていた事だけれど、真正面からフラれた後輩が今後それをどう乗り越えるのか気になるところだ。

あと、この後に続く部室での先輩2人と和解するシーンだと、3話で映る小鞠が書いた小説が伏線だったりするのか、関連があるのかと思って読み直してみたけれど、特にそんな事はなかったよ。



◼︎こんなの好きになるヤツ

気軽に関わってくるクラスのカースト上位女子。
こんなの好きになるし、クラスメイトから何かしら噂される。

うーん、曇らせ展開である。

◼︎「八奈見にフラれたって聞いて、なんかざまあみろって思ったから、来た。温水だけ幸せになろうとか、生意気」

言葉を濁さない小鞠。信頼できる。

◼︎「君は私にゴメンしなさい」

このコミュ力!
別の女に油揚掻っ攫われなければ草介と付き合えてたろうし、そうでなくても引く手数多だっただろうなー。

あと、この時流れてるBGM、『Garden sugar soul feat.Kenji』にちょっと似てるなって思った。


八奈見と温水、八奈見と草介のわだかまりの解消って意味で、無関係だけれど、シーンとBGMと曲が合っててなんか良かった。


◼︎1話のリフレイン(ターニングポイント)

これは8話、12話の伏線になるのかな?

屋上、空、雲、温水と負けヒロイン。

この辺りは美しい背景とセットで今後も描かれるんだろうな。

小鞠は既に告白してフラれた訳だけれど、今後話のメインに据えられる事はあるのだろうか。
もう一段階くらい小鞠を掘り下げてほしいくらい小鞠のこと好きになった。

❑5話 『朝雲千早は惑わせる』

◼︎生徒会ギャル CV:安済知佳

このキャラどうなってんの……?
周囲からもこのキャラクター性として認知されてるぽいし、今後どう絡んでくるのか見当つかない。
でも CV:安済知佳 なんだよなぁ。


◼︎「焼き鳥は串から外さなくていい。一本まるごと食べていい。みたいなことが書いてある」

そんな事書いてある自己啓発本あったら読んでみたいよ。流し読みで。


◼︎なんか見た事あるタイトル

『86』『WORKING!!』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
『かぐや様は告らせたい』『オタクに恋は難しい』
あと2つ何だろ。ターミナル?サイレント・ヒル?

(蛙*^ω^*)<小鞠カワイイよ小鞠
承認欲求高めで。

いわゆる小動物的可愛さだけど、一喜一憂がいちいち可愛いな。おい。頭なでさせろ。


◼︎ミーム化してるやつ

「う"わ"き"だ"よ"!"」

(蛙*^ω^*)<Twitterで何度も見たやつwwww

マチカネの血筋を感じる笑


◼︎スポンサーなのかな

ブラックサンダー美味いよな。
ブラックサンダー味のフルーツグラノラが限定販売されてて買ったけど、アレもそこそこ美味かったな。


◼︎エンディング変わった

(蛙๑╹ω╹๑ )<9話から小鞠が歌う流れか。


❑6話 『振られたことのない者だけが 負けヒロインに 石を投げなさい』


◼︎入道雲

やはり入道雲とヒロインは関連性があるんだなって。

入道雲
にゅうどうぐも

一般に,発達した雄大積雲(→積雲)や積乱雲の日本での俗称。積乱雲が空高くそびえ,たこ入道のような形になることからこの名がある。夏に多く発生し夕立や雷雨をもたらす。関東地方で坂東太郎,大阪地方では丹波太郎,福岡付近では筑紫太郎などとも呼ばれる。

「夏の入道雲は晴れ」※ことわざ

入道雲は夏空を象徴するもくもくと大きな雲。実際には雷や夕立が発生することもありますが、晴れのイメージが強いですよね。物語文でも晴れた夏の日を表すときに使われます。

うーん、入道雲に関する特別な意味は無しか。

あと入道雲と絡んで描かれていないのは小鞠だけだけれど、描かれることはあるのかな。小鞠のエピソードは既に完結した感あるから。

◼︎ヤマサのちくわ

謎のヤマサのちくわ推しは何なんや。

第1話のラストシーンも八奈見がヤマサのちくわをスカートのポケットから取り出して齧るシーンで終わる。
何なんだ一体。

やたら登場するヤマサのちくわ。
コラボでもしてるのかと思いきや、コラボはしてないみたい。じゃあスポンサーなのかな?
豊橋舞台にしても登場しすぎである。
原作でフィーチャーされてるのかもしれない。

まさか最終話とかの伏線になってるともイマイチ考えられないし……。

耳ちくわ   

馬耳東風のように何も聞こえないフリをすること。【語源】右から左へちくわのように耳に穴があいていて筒抜けになることから。

なんて俗語はあるけれど。

かまぼこからちくわへ

昔は、大名、旗本しか食べられないほど高級品だった蒲鉾も、江戸時代中期以降には、武士、商人、町人へと順次広まっていきました。幕末になると下級武士は貧しくなり、旅先等では蒲鉾が食べられなくなりました。一方、商人は金持ちになり、蒲鉾ばかりか贅沢な食事をするまでになっていました。そんな商人たちを見て、「下級人の分際で、武士の魂である鉾を食べるとは、何ごとぞ」と嫌がらせを言う武士がいたのだそうです。

そこで、庶民は、武士に気兼ねして、蒲鉾と呼ばれていたちくわの切り口が竹の様であるところから、竹輪と書き、武士にはわからない隠語としてちくわと名づけました。いつしかちくわの方が、昔からの正式の呼び名のように定着し、板に付け蒸した板付蒲鉾が蒲鉾と呼ばれるようになったのです。

引用 ヤマサちくわ
出典 ヤマサちくわ

何なんだ。調べるほど関連が分からん。
コンテンツとしての成功(繁盛)祈願か??
本編後半6話で分かるようになるのか?

原作組なら分かるのだろうか。

◼︎追記 もうちょっと調べると普通にコラボはしてた。

(蛙๑╹ω╹๑ )<コラボ商品の発売とかは今のところ無さそう……?
『負けイン』の公式サイトに聖地巡礼MAPがあるから、あくまで聖地巡礼の一環のコラボなのかな?


◼︎糖質摂ると眠くなるもんな

分かる分かる。
米とか麺とか、糖質系食べると眠くなるよね。
夜ご飯は米を食べた方が睡眠の質が良くなるって研究結果もあるくらいだしね。

にしても口周り拭け笑

◼︎小鞠かわいすぎ

アニメ前半でだいぶこの作品と小鞠を好きになった。
八奈見はそもそも可愛いメインヒロインで声も好きだし、焼塩もキャラ、声、ビジュアル的に好き。
メイン負けヒロインの3人が魅力的過ぎるなこのコンテンツ。
そして描かれ方も良いのだから、人気にならないワケがない。

後半6話も早く観たい。


❑前半6話総括

面白いしキャラクターも魅力的である。
さすがA-1 Picturesで非の打ち所がない。
キャラクターの作画も背景など美術も、音楽も声優も演出も素晴らしい。
おおよそ欠点が無く、キャラクターの心情に引き込まれるような話もちゃんとある。

しかし既に6話でキャラクターの魅力は一通り描き切ってるように思う。
後半は温水とのラブコメが描かれるということだろうか?
まだ登場場面が少ないキャラクターはいるが、そっちを描くのか。
それとも温水対3人の掘り下げがさらに深く見せられるのか。
ハーレムエンドになるような作品には思えないので、八奈見と温水の恋愛模様を心情変化の描写にこだわってラブコメから恋愛作品にガッツリ切り替えて描くのか……。

大絶賛で最終回を迎えた作品なので、期待せずにはいられない(*^ω^*)


(蛙๑╹ω╹๑ )<てことで、『負けヒロインが多すぎる!』を観た所感。後編に続きます。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集