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60歳過ぎてからの司法書士試験学習は暇つぶしとしては最高

還暦を機に始めた司法書士試験の参考書の読みが3年半たった今も続いている。そしてこの試験の山とも言われる不動産登記法の記述式編もほとんど読了するところまで読み進めてきた。3年半前勉強を始めた当初、記述式は難しいものという漠然としたイメージがあった。その後短答式の参考書で法律の基本知識がかなり定着してきた今取り組んでいる記述式は決して難しくはない。ただ考えることがたくさんあるのだ。問題文は司法書士が依頼者から登記を依頼されるという設定になっている。その際登記記録が示され、いくつかの事実関係が示される。司法書士が依頼者から事情聴取した内容や別紙資料、注意事項も示される。これが問題文の基本的なスタイルだ。これらを時系列に整理して、当該案件で何が起きていたのか登場人物はそれぞれどんな関係性があるのかを短答式で学んだ民法や不動産登記法の知識を使って明らかした上で必要な登記申請書を書かせるというのが問題文の建て付けである。短答式の確かな知識が記述式を解く上で前提となるという関係である。

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