自分の鉄板トークを作ってみた 2

こんばんは、Kazuyaです。
私の記事を読んでくださり、ありがとうございます。

最近、BOOKOFFによく行きます。先週も3回くらいは行きました。
毎日本を読むことが習慣になってから、行くと必ず何かしらの本を買って帰るということが続いています。

なので、読みたいけど積読状態の本がどっさりある状態です。
いずれ、読んだ本の超訳とか私自身がどう応用しているのかをお伝えできればいいなと思います。(要約だと、著作権の問題があったり、有名な作家の本だと、その作家に関する団体から「われわれが伝えたい内容と違う」という理由でクレームがくる可能性もあるらしいので、しないようにしてます。)

今日は、前回の鉄板トークの話の続きになります。

前回の投稿内容について

前回の投稿では、「鉄板トークは、鉄板トークとして話せるように、自分の中のエピソードをまとめて、トークに成型すること」という話をしました。成型する方法として、「ストーリーテリング」という方法があるということもお話ししました。

ただ、方法だけわかっても使ってみないと成型は出来ないので、実際に私自身がどのように作ったのかとか、話を聴いてもらってどんな反応があったのかをお伝えできればと思います。

ストーリーテリングのやり方

まず、ストーリーテリングのやり方なんですが、ネットとかで調べてみると、「神話の法則」とか「ハリウッド映画のストーリー構成」に当てはめてみるとか、そういった情報が結構出ています。

具体的には、こういった構成要素でストーリーは作られるそうです。

1.日常の世界
2.冒険への誘い
3.冒険への拒絶
4.賢者との出会い
5.第一関門突破
6.試験、仲間、敵対者
7.最も危険な場所への接近
8.最大の試練
9.報酬
10.帰路
11.復活
12.宝を持って帰還

いやー、壮大ですねー。これに自分の体験を当てはめていけば、自分の鉄板トークが映画化できそうです。

私はこれを見たとき、「そんな、壮大なのねーよ」って思いました。
壮大なストーリーに出来る方は、上の12の構成要素を使って鉄板トークを作っていただくとよろしいかと。

もうちょっと作りやすい方法ってないの?

上の12の構成要素って、映画とか超大作とかの方法だったりするわけですよ。でも実際、超大作クラスのストーリーが欲しいかっていうと、そうでもない感じがしませんか?

要するに、鉄板トークとして話して、自分のことを知ってもらったり、聴いてくれた方がその話に共感して自分と仲良くなってくれれば、それでよくないですか?

なので、上の12の要素からざっくりとこんな感じで作ったらいいのかなと思ったのが、下記になります。(超ざっくり・・・)

1.自分が何かの行動をした。
2.そしたら、何かしらのイベントが発生した。
3.そのイベントをこなそうとしたら、面倒なことが起こった
4.なので、自分はこういうことをした。
5.そこから、こんな教訓を得た。

たとえば、面白いとか共感するとかは別にして、

1.この前、家の近所を歩いていたら、
2.未使用のコンドームが大量に落ちてたんです。
3.「なんで?」と思って拾ってみたら、拾ったところを
  女の人に見られた。
4.拾ったのを捨てるのもあれだから、ポケットにしまって走って
  その場を立ち去った。
5.なので、気になってもスルーすることも必要なんだなと感じた。
(ちなみに、僕の実話です(笑))

12の構成要素がなくても、こんな感じでストーリーって作れるんじゃないのかなって思ってます。

実際に、自分のストーリーを作ってみました。

昨日、自主的な弟子コミュがあり、そこで自分の過去の話をする場があったので、この手法を用いてストーリーを作ったものがあります。

内容としては、ブラック企業に勤めて体験したことです。

1.5年くらい前にブラック企業に勤めていた。
2.仕事も大変で終電で帰ったり休日出勤(代休・有休なし)が
  日常になっていった。
3.そんな日常を過ごしていたら、精神的にもすごくキツくなり、
  引継ぎ期間のこともちゃんと考えた上で辞めることを伝えたら、
  その3日後には、引継ぎなしで強制的に会社を辞めさせられた。
4.辞めて最初の1週間くらいは不安しかなかったが、
  そこからいろんな方からの助けがあり、今とても充実した日々を
  過ごしている
5.そこから、目先のことを考えると不安なことでも、自分の決断次第で、
  未来良い方向に行くということを実感した。

こんな感じの内容を、具体的に肉付けして発表しました。

実際に自分がこのストーリーを作った時に意識したのは、
・いつの出来事か?
・今回の話の主人公は誰か?
・具体的に何があったの?
・その結果どうなったの?

と、いったことです。特に、話の中に登場人物が増えすぎたり、時系列がすごく飛んだりすると、話が分かりにくくなるので、そうならないように意識しました。

聴いてくださった方の感想

じゃあ、実際に話してみて、聴いてくださった方はどう思ったのかというと、以下のような感想をいただきました。
・私もブラックに近い職場にいたので、すごく共感できた。
・そういった経験はないけど、本当につらいんだなって感じた。
・そこから、素敵な未来になれたというのがすごくよかった

自分の出来事をちゃんと話したことがなかったので、話し方とかはあれでしたが、いろいろと伝わる部分があったり、共感してもらえる部分があったようです。なので、自分としては話してよかったなって思いました。

最後に

今回、こういう機会があったので鉄板トークを1つ作ってみたのですが、作っていて思ったのは、「作っただけではなく、誰かに聴いてもらってフィードバックを受けて、やっと一つストックができるんだ」ということを感じました。

自分の中で完結してしまうと、自分視点でストーリーになってると思い込んだり、過大評価してしまったりします。

前に紹介した、アダム・グラントさんの『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」が出来る時代』<アダム・グラント(著)シェリル・サンドバーグ(解説)楠木 建(漢訳)・三笠書房>の中にも、「自分自身対しては、他の方につける評価よりも、高くつける傾向がある」ということが書いてありました。

何度か書きましたが、鉄板トークをすることで自分のことを知ってもらったり、聴いてくれた方がその話に共感して自分と仲良くなってもらうことが目的なので、最終的には誰かに聴いてもらって、素直な感想をいただくことが大切だなということも、今回の気づきでした。

今回作ったのが1つだけだったので、正直どんなジャンルでも作れるものなので、他にも作っていきたいなと思います。


今日もお読みいただき、ありがとうございました。
この投稿が誰かの助けになったり、何かのきっかけになればうれしいです。

それでは、また。

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