睡眠の効果を最大まで引き出す
勉強に欠かせないものと言えば「睡眠」です。
「勉強の後はちゃんと寝よう」とよく言われます。
まさしくその通りで、睡眠を減らして頑張ったところで情報は頭の中には残らず、時間をかけた分のリターンは返ってきません。
「何の成果も得られませんでした!!」ということになります。
#詳しくは漫画 「進撃の巨人」を確認してださい笑
前にも言った通り、人間は脳が緩和モードの時に脳に情報を定着させます。
つまり、睡眠は僕たちにとって緩和モードは必須だということです。
睡眠時間を削ることは絶対にやめましょう。
こんな経験はないでしょうか?
問題集を解いていて、キリのいいところまでやって終わったら一回休憩しよう。
それから10分20分…
「うわっ!気づいたら30分も休憩していた!!」
なんてこと…
今日はそうならないかつより効率的に勉強が出来る方法について紹介しようと思います。
◇インターリービング・スリープ
緩和モードを利用するにあたって最強の勉強テクニックが「インターリービング・スリープ」です。
フランスのリヨン大学が効果を確かめた手法で、数ある睡眠法の中でも学習効率アップに良いという結果が出ています。
具体的なステップは、いたってシンプルです。
1.勉強を中途半端なところで止めて眠る
2.起きたら前日に止めたところから続きをする
シンプルですが、ステップ1が非常に重要になってきます。
参考書が一区切りついたタイミングでやめるのではなく、問題の途中や解説文の真ん中のように、尻切れたトンボの状態でやめることです。
学習の間に睡眠を挟み込む(インターリービング)というわけです。
そんなことしたら、続きが気になって仕方がないじゃないかという人がいると思います。
きりが悪くて気持ち悪いと思うでしょう。
そう言った意識が緩和モードの質を高めるのです。
「続きはどうなるの?」「どうやって解くんだっけ?」などの疑問が無意識的に生まれて、その日に学んだ情報を寝ているときに処理し始めるのです。
一方で、区切りのいいところでやめると、脳は「今日やったところは完全に終わったんだ」と誤認します。
なにかを成し遂げたように感じて、無意識のうちに情報処理を怠けてしまうのです。
人間の心理は「区切り」や「ひと段落」といった言葉に弱いという傾向があります。
年末年始のような1年の区切りなんかを迎えるとすべての問題が解決されたように思ったことなどないでしょうか。
そういった錯覚には十分注意しましょう!
リヨン大学の報告によれば、インターリービング・スリープを使った学生は、普通に勉強した学生よりも単語テストの結果が2倍も良くなったそうです。
どうやらこの睡眠方法には、復習の時間を少なくするうえに、いったん覚えたことを忘れにくくする効果があるようです。
ぜひ、覚えておいてください。
「1日の勉強はキリが悪いところで終える!!」
では、また!👋