年上彼氏のメリット・デメリット。
皆さんこんにちは( ˙꒳˙ᐢ )
今回は、年上彼氏とお付き合いをする中で私が感じている"メリット・デメリット"を話していきたいと思います。
前々回の記事はこちら⬇️
前回の記事はこちら⬇️
今回の記事内容は、私がTikTokに投稿している動画にも取り上げたものです!下にリンク貼っておくので、そちらも見ていただけると泣いて喜びます(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ᵕ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)
それでは早速本編にまいりましょう!
はじめに
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は現在、22歳上の男性とお付き合いをしています。
これだけ離れていれば、デメリットの方が多いんじゃないの?と思われがちですが、決してそんなことはありません。実際、6年程お付き合いした中で、私自身がメリットもたくさん感じています。
しかし、メリットやデメリットというものは、年下の価値観にもよりますし、年上の人間タイプにもよります。そして、男女どちらが年上かという面でも変わってくるかと思います。
これは"あくまでも私たちカップルは"というのが大前提のお話ですので、参考程度にお楽しみください。
「メリット」その① : 知識が豊富
私の彼は、前々回の記事でもお話しましたが、バーの経営をしていたり、自ら洋服のデザインを手掛けるスタイリストだったり、バンドのボーカルとして芸能プロダクションに所属していたりと、様々な過去がありとても多才な人なので、色んなことに対しての知識が豊富です。
例えば、ヴィンテージ物に詳しいだとか、90年代や80年代の音楽事情に詳しいだとか。話を聞いているだけでもワクワクします。これがメリットだと思うのは、私も元夜職で、洋服や音楽が好きだからというのもあるかもしれません。
しかし"年上 "というのは自分よりもそれだけ長く生きているということなので、その分、時代の移り変わりも経験していますし、自分が生まれる前の出来事を知っている、知識があるということです。
自分と趣味や興味があることが同じ年上の恋人を見つけると"そのコンテンツの昔"なんかも知れちゃうかもしれません。
「メリット」その② : 経験も豊富
知識が豊富ということは、経験も豊富です。上記では趣味や娯楽についてでしたが、仕事や私生活においても年上彼氏は頼りになります。
彼の今の職業は、経営者でもなく、スタイリストでもなく、ボーカリストでもない。ごく普通のサラリーマンです。
一見華々しく見えますが、そこらじゅうに刺がある暗い世界と、一般的で平凡かと思いきや、理不尽で固められた醜い世界。その両方を経験している。
そして彼は、曲がったことや悪意に塗れた行為が嫌いで、正義感が強く、道徳観がしっかりあるタイプなので、その両方で足掻いてきたのだと思います。
例えば、私が人の悪意に心が折れそうになったり、社会の理不尽さに押し潰されそうになったりした時には、自分の成功や失敗を思い返して、自分の経験を当てはめて「今はそうするべきじゃない。」とアドバイスをくれる。
足掻いてきたからこそ、道標になってくれる。
これがメリットだと思うのも、夜から昼に仕事を変えたという共通点があるからかもしれません。ですが、どの時代を生きていても、どの職業に就いていても、それぞれにしんどさはあるし人間関係には悩まされるものです。
22年も長く生きていれば、その分色んな人と出会っているし、色んな事情に巻き込まれているはずなので、たとえ共通点が無かったとしても、きっと頼りになると思います。
そして私は、何回やってもさっぱりわからない年末調整なんかも毎年彼に頼りきりです(笑)
「メリット」その③ : 異性に夢を抱いていない
この文言だけ聞くと寂しい印象がありますが、同年代に比べると年上彼氏は精神的に落ち着いてるからなのか、様々な経験をして現実を受け入れていったからなのか(笑)、異性に夢を抱いてない印象があります。
例えば、彼氏の前でおならやゲップをするとしたら、若い人は「女子がそんなことするなんて有り得ない!」という人が大多数を占めるのではないでしょうか。「友達なら笑えるけど彼女は嫌!」とかね。
でも私の彼は、「んなもん自然現象や、しゃーない。出せ出せ。」といつも言っています(笑)
「少し太ったかな…」とか「今日ブーツだから足臭いかも…」とか「今日ムダ毛処理忘れた…!」とか。女の子同士なら割とあるあるかもしれない内容も、「しゃーない。そういう時もある。人間やし。」と、某有名詩人のようなことを言います(笑)
彼と出会って恋愛をしてみて、男の人は年齢を重ねていくと経験や知識が増えて、その結果が包容力として現れるんだな〜と感じるようになりました。女性ならば包容力ではなく母性でしょうか。逆に言うと、包容力がある男性(母性が強い女性)は、経験や知識が豊富なのではないかと思っています。
周りに包容力がある男性(母性が強い女性)が居たら、その人は上記のメリット3つを兼ね備えているかもしれませんね。
ちょっと年の差恋愛に興味が湧いてきましたか?湧いてきましたよね?しかし、年の差恋愛というものはメリットばかりではありません。それなりにリスクもあります。
それでは次に、メリットよりももしかすると重要かもしれない、デメリットについてお話していきます。
「デメリット」その①:ジェネレーションギャップ
何度も言いますが、私の彼は22歳上です。そして私は父親が26歳の頃に産まれました。すなわち、彼と父親は4歳差。すなわち、物凄いジェネレーションギャップがあります(笑)
メリットとしてお話したように、全く違う時代背景を見てきた年代なので、話を聞いてると色んなことを知ることが出来ますがその反面、こちら側(自分)の話は基本的にわからないのです。
例えば、私が好きな歌い手さんのお話をしても、まずボーカロイドがわからない。私が好きな声優さんのお話をしても、まず出演作品(アニメ)を知らない。更には、私が日常生活において普通に使っている言葉、「エモい」「バズる」などの所謂若者発信の言葉というものは基本的に通じません。なので、「あっ、エモいっていうのはね、」と説明から入ることもしばしば。
私がこれをデメリットだと思って、私が生まれる前のことを知れるというのをメリットだと思うということは、彼もまた、自分の青春がわからない年下彼女はデメリットかもしれません。ですが、こうして疎くなってしまった最近のトレンドを知れるという意味では、彼からするとメリット。
お互い、メリットとデメリットを分け合ってるような感覚ですね。そう思うと少し、素敵な気がします。
「デメリット」その②:将来の不安
22歳もの年の差があると、必然的に将来は不安になるものです。例えば、私が30歳の時に子供を産むとします。その時彼は52歳。定年が65歳とするならば、子供が13歳の時に彼は定年を迎えてしまう。70歳で定年ならば子供は18歳。
つまり、子供が様々なことに興味が出てきて一番多感な時期、一番お金がかかるであろう時期に、定年を迎えてしまうのです。
私は常に最悪を想像してしまう悪いクセがあるので、考え過ぎで不安に思うだけなのかもしれませんが、この機会なので一緒に最悪を想像してみましょう。少々お付き合いください(笑)
上記を踏まえ、子供が18歳の時に彼が70歳で定年を迎えるとして、それからは年金生活を送るとします。私はこの時48歳です。アラフィフのパート代と年金だけで、子供の大学費や自分達の生活費が賄えるでしょうか。
この世の中には沢山の選択肢があるので、絶対に賄えないというわけではないと思いますが、彼が働けなくなった時、知恵を絞らなければならないのは事実です。
それに、不謹慎かもしれませんが、本当の最悪を想像してみると、子供が成人を迎えて一息ついたと思ったら今度は彼の介護が待っているかもしれないのです。しかも両親と同時に。そう考えると結構大変ですよね。
彼が悪いわけでもないし、デメリット!と言ってしまうのは酷い言い方かもしれません。しかし、将来結婚を考えるのであれば、これは大きな問題点です。健康を第一に考えるのは勿論、定年を迎えた後の収入源も考えておく必要があるかと思います。
「デメリット」その③:周りの理解を得にくい
周りに自分の恋人のことを話す時、「どんな人?」「いくつ?」「どのくらい付き合ってるの?」などと、色々聞かれたりしますよね。それが22歳も離れていると、私の経験上、その倍の熱量で倍の質問がきます(笑)
まず、彼の年齢を話すと第一声に「えぇ!?」と驚かれます。それから二声目に「なんで?」という素朴な疑問をぶつけられることがほとんどです。それもそのはず、上司に彼のことを話すと、彼の方が年上…なんてこともざらにあるのです。そりゃあなんで!?って思いますよね(笑)
ですが、どれだけ驚かれても引かれても、結局は他人なので私はそこまで気にしません。出会いやきっかけを一から説明しなければならないのがめんどくせえ!ってくらいですかね(笑)もう全員このnoteを読んでほしいです(笑)
問題は身内です。
両親は、私が昼職を始めたことや離れて暮らして親子仲が良くなったことを彼のお陰だと考えてくれているので、案外あっさり受け入れてくれた感はありました(父親は多分複雑さはあると思いますが)。
私の場合、理解を得るのに苦労したのは兄と祖母でした。
兄からすると、妹の彼氏が自分の17歳上。祖母からすると、自分の娘の旦那と孫の彼氏が同年代。それは複雑だと思います。兄も祖母も、私と彼の出会い方や彼が私にしてくれたことを知らない(そもそも私の前職を知らない)ので、理解に苦しんだのでしょう。
時が経つにつれ、応援してくれるようにはなりましたが、父親も含め、複雑なのはずっと変わらないでしょうし、本心は「同年代とお付き合いしてほしい」なんて思っているかもしれません。
「周りの理解を得にくい」と言いましたが、私の場合は「応援してもらえるようになるまで時間がかかった」でしょうか。しかし、たまたま私は身内に応援してもらえただけで、どれだけ時間をかけても、年の差を理解してくれない、応援してくれない人はきっと居ます。
年齢で恋愛対象を決めている人が居るように。
人間は、自分の中の常識の範囲を越えると理解に苦しみます。自分の中の常識=固定概念なのです。以前の私のように「おっさんと恋愛なんて無理!」という固定概念を持っていることによって、自分の恋愛の可能性を狭めるだけでなく、大切な人の恋愛を理解してあげられない未来が待っているかもしれない。
それってすごく勿体無いと思いませんか?
今回は、私が今の彼とお付き合いをしてみて変わった恋愛観を共有したくて、3つの記事にわけ、彼とのことを書かせてもらいました。
あなたは、好きな人や憧れの人が22歳上だと知った時、どうしますか?あなたは、友人や家族などの大切な人が、22歳上の恋人を連れてきたら理解してあげられますか?
これを読んだ人が「年齢で決める恋愛対象」を"卒業"するきっかけになればいいなと思います。そして、一人でも多く、素敵な恋愛が出来ますように。
それではまた。
最後まで読んでくださり有難うございました。
冒頭でお話したTikTokはこちら⬇️
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