【桑原やすえのやってきたこと②】 子育ての“リアル”を行政に届けよう!~子育てネットワーク会議~
みなさん、子育て支援ネットワーク会議をご存知ですか?
逗子で子育て中のママ・パパたちの声を集めて市の子育て支援事業に反映させるための、市民参加型の会議です。
逗子での子育て、どうですか?
逗子で子育て支援に携わり続けてきたわたしの実感。
いま、逗子で子育てをしているみなさんの実感は、いかがですか?
毎日の暮らしの中には、いつだって満足と不満が入り混じっているもの。
子育て中の親たちの声を行政に届け、また、行政のしていることをわたしたちが知ることもできるような場をつくりたいと考え、実現させてきました。
市長とママたちの懇談会
「桑原やすえのやってきたこと①」でお伝えした“育児サークル連絡協議会”の代表を務めていたころ、当時の育児サークル5団体ほどのママたちと、市長との懇談会を開いたのです。
市役所の会議室を子連れのママたち10組くらいで訪れ、当時の平井市長には「この部屋に赤ちゃんが来るのは初めてです」と言われました。
この取り組みはその後も継続的に行われ、平成27年度からは“子育てネットワーク会議”という名称となって、現・桐ケ谷市長も出席のもと、現在も開催されているんですよ。
子育てネットワーク会議の誕生
子育て支援ネットワーク会議が発足した背景には、その前年、第一運動公園内に「池子ほっとスペース」ができたことで市内各学区(逗子・久木・沼間・小坪・池子)に乳幼児と保護者のフリースペース“ほっとスペース”がそろった!ということと、逗子市の子育てポータルサイト「えがお」が新設されたことがありました。
「えがお」を運用するにあたって、親たちの生の声を聞き、求められる情報をアップデートしていくための対話の場が必要だと考えました。
(ほっとスペースができるまでや、「えがお」誕生については、また別の機会に詳しく書きたいと思います!)
子育て支援ネットワーク会議は、毎回テーマを設けておしゃべりをする場です。
逗子で子育て中のどなたでも参加できます。
行政からは、市長をはじめ、担当部署の職員さんが出席されます。
わたしは市の委託を受け、この会議の企画実施担当として毎回ファシリテーター(会議の司会進行役)をしてきました。
ママ・パパたちのリアルな暮らし、リアルな声
会議はいつも、みなさんの自己紹介から始めます。
そこから、みなさんが一日をどこで、どんなふうに過ごしているか…何があると助かり、何に困っているのか…を、浮かび上がらせます。
市の職員さんにとっては、それがまさにリアルな声です。
また一方で、職員さんたちからは逗子の子育て政策について紹介してもらい、どんなセクションで何をしているのかをうかがいます。
市役所のカウンターに“知っている人”がいたら、それだけで行政が身近に感じられますよね。
会議が終わるとみんなが「話せてよかった」「聞けてよかった」と笑顔になるような、建設的な意見交換の場になっています。
こんなテーマで話してきました
これまで子育てネットワーク会議で話してきたテーマは、次の通りです。
会議の内容は「えがお」にもアップされていますよ。
【参加者募集中!】次回は3月に開催されます。
新型コロナウィルス感染拡大の影響でしばらく開催されていなかったこの会議ですが、3月12日(土)に開催されることになりました!
わたしはこのたび新たな挑戦のために職を離れましたが、これまで一緒にやってきた仲間たちが引き継いで進行してくれるはずです。
この取り組みが今後も続いていきますように!
みんなの声があたたかく行き交う逗子でありますように!
あなたもぜひ、参加して、リアルな子育て世代の声を届けてみてください。