DIYで庭づくり。我が家の3年迷走記。
私たちが住んでいるのは、築43年の純和風の中古物件。
この家に住んで3年が経ちました。
ああでもない、こうでもないと言いながら、夫とふたりでDIYで家づくりをしています。
先日、家の取材に来てくださったベテランの編集者さんがこんなことを言ってくれました。
「庭のDIY変遷だけでも、記事になりそうですねえ」と。
それにすっかり、気を良くしまして。笑
ここ3年の庭の変遷を振り返ってみようと思います。
こちらが庭のはじまり。足の影がビヨーーンと伸びておもしろいと、撮ったもの。
以前住んでいた方はここを駐車スペースにしていたよう。地面は砂利で、奥はシャッター付き倉庫になっています。
家を買うときの条件のひとつが、庭でBBQしたり、外で食事が出来ること。
このままでも出来ますが、土の地面だとちょっと味気ない気もします。そんなわけで、30センチ四方のコンクリート平板を一面に張ることにしました。
地面を平らにならし、コンクリート平板を置いて、微調整。
ひたすら続く同じ作業、、、、。根気よく同じことを永遠に続けられる夫に、ただただ尊敬の念。
写真探してたら、小さい息子が出てきて、キュン。
じゃーーん!出来ました!
ちょっと庭っぽくなってきた気がします。
ざっくりと数えてみたら、270枚くらい敷き詰めたみたい。すごい量、、、、。
次に取りかかったのは、奥にある倉庫スペース。
タイヤなどを入れる、荷物入れにしています。
奥の方に入ると、小さな部屋があり、ここは以前、味噌と漬け物部屋だったのだとか。ひと昔前はこれが長野のスタンダードだったというから、面白い。
倉庫を見るたび、ちょっとでもときめくように、白いペンキをぬりぬり。
こんな写真も出てきました。笑
次は、砂場スペース製作中。
子どもたちは公園に行ったら永遠に砂と戯れているので、庭にも作ったらいいね!ということに。
枠組みを作り、あとはここに、買ってきた砂を5袋くらい投入したら出来上がり。
砂場スペースも出来ました!
子どもたちが遊んでいるのを見ながら、ベンチに腰掛けて、親はコーヒー飲んだりなんかして。なかなかいい感じになってきました。
庭の奥にあるシャッター付き納戸スペース。
白く塗ったものの、どうもなんだか素敵じゃないかも、、、、と。
2週間くらい夫と腕組み、本気の議論を交わした結果、思い切ってシャッターを外すことに。
というのも、納戸の中の薄暗いうっそうとした雰囲気が嫌だったことがひとつ。あとは、奥行きも出来て、庭が広く感じるのではないかと思ったのです。
シャッターは取り外し、中は真っ白にペンキで塗ります。
可愛い水色もいいなと思ったのですが、まずは白に。飽きてきたら、色を加えようと思います。
テーマは家っぽく。
外だけど、部屋の中みたいにするのが目標です。
イケアで木製の棚を設置して、
電気工事資格のある夫が、納戸にランプも取り付けました。
せっかく頑張って張ったコンクリートの床。
和風の庭は岩が多く、床もコンクリートだと、なんだか殺風景に見えるんです。
そんなわけで、思い切ってコンクリート床を取り外し、芝生を張ることにしました。(コンクリート床は地元の知り合いの方に引き取ってもらいました)
芝生がきれいに張れました!
3月に張った芝生も、ぐんぐん伸びてきれいなグリーン。
庭でBBQをしたいという夢にどんどん近づいてきています。
次に取りかかったのはデッキスペース作り。
傾斜があってうまく使えない部分に、デッキを作ることで、庭が広く使えるのではないかと目論みました。
デッキに合わせて、砂場もリニューアル。
じゃーん!出来ました!
焚き火を囲みながら、ソーセージを焼いています。
そうそう、こういうことがしたかったんです。
楽しいバーベキューと思いきや、子どもたちの顔、、、、笑。
デッキスペースが気持ちよかったので、今度は縁側の方まで拡張することに。
縁側のデッキの高さに合わせて、元々あるスペースも底上げしました。
縁側のデッキも完成です!
家から延長線上で素足のまま行き来できるというのもうれしい!
あらためて振り返ってみると、迷走しまくり、ジタバタしまくりの、3年間だったなあと思います。
でも、「ここ気になる」とモヤモヤするところが、「お!なんかいい感じ」に変わる。
あの、晴れやかで清々しい気持ち。
そして、それが自分たちの手で出来るおもしろさ。
これを知ってしまった我が家は、やっぱりこれからも、ああでもないこうでもないと言いながら、手を加えていくんだろうなと思います。
もうすでに、緑がワサワサ茂っていたほうが素敵なんじゃない?と妄想しはじめているので、また近いうちに、あちこち走り回っていそうです。
次は来年の春ごろかな?
この記事が参加している募集
サポートいただけたら、とてもとても喜びます。いただいたサポートは次の記事を書くための、心の栄養に使わせてもらいます!