『ひみつシリーズ』争奪戦の記憶
こんばんは、咲走御新です。今日は暑くて早くも「アイスコーヒー飲みたい……」という衝動に駆られました。
さてさて、最近は気分転換でサイクリングをしているのですが、通っていた小学校の脇道を通ることもあります。約30年前に歩いていた通学路も微妙に風景が変わっており、時代の流れを感じます。そんな時、校舎を見ていると「そういや、当時の教室に『ひみつシリーズ』が置かれていたな……」と、思い出しました。
『ひみつシリーズ』って?
『学習研究社(現・学研ホールディングス)が1972年から刊行した児童向け学習漫画シリーズ共通タイトル「学研まんが」の中で、タイトルに「○○のひみつ」と付くシリーズ』(ウィキペディア参照)
※画像(アマゾンから抜粋)
『ひみつシリーズ』が、クラスで人気だった
私が小学5~6年生の頃、3段くらいの木製本棚に『ひみつシリーズ』が置かれていました。どういう経緯で入荷されたのかは覚えていませんが『宇宙のひみつ』や『恐竜のひみつ』など、クラス内で人気があったように思います。朝、登校すると、既に『ひみつシリーズ』を読んでいる同級生がチラホラいました。
『ひみつシリーズ』を読むためには
まずは朝早く登校する必要があります。しかし、当時は集団登校だったので、私が登校した時には既に読みたいシリーズは確保されているわけです。当時は「こ、こいつら、どうやって早く来ているのか?……」と、不思議に思ったものです。
『ひみつシリーズ』争奪戦
人気があるひみつシリーズはなかなか読むのが困難でした。クラスメイトが読み終わり、次は我こそと本棚にダッシュ!……しかし「次はA君に貸すと約束していた」という、謎のルールシステムが発動します。クラス内で力を持っている、あるいは発言力を持っている同級生達が、独自にルールを作るというシステムですね。なので、いくつかの力を持つグループ内で人気シリーズがループしてしまう悪循環が起こってしまいました。
争奪戦の行方
「次はこの人に貸す」ルールはクラス内で反感を買い、結局は先生が介入して専用の予約用紙に記入するようになった気がしますが、何か問題が起こると、それに対応するルールができるんだなぁ……と、思いました。
ちなみに
私は『恐竜のひみつ』が好きでして、購入してひたすら自宅で読んでいました。その数年後にあの『ジュラシックパーク』が放映され、父に連れられ映画館で観たものの、めちゃくちゃ恐くてまともに観ることができなかったのを覚えています(びびりだったもので笑)