#562 こだわらない旅がこだわりを見つけるキッカケに。
今日が投稿の期限の投稿企画「#私のこだわり旅wことりっぷさん」について、メモ。
1、そもそも旅に行く理由は?
みなさまは「旅」に行く理由はなんでしょうか?
行ってみたい場所がある、泊まってみたい宿がある、してみたい体験がある、などいろいろかと思います。
近年の私の場合、その地に用事がある、か、家族のリクエスト、のどちらか、です。
つまりは、私自身には全くこだわり、というものがありません。
そんなこだわりを持たないことで、これはよかったな、という経験をしました。機会があればまた次も、と思っている、ということは、こだわり、になるんでしょうね。
2、暮らすように過ごす「こだわり旅」
そんなこだわりのない私が、「またぜひ!」と思っている旅が、「その地に用事があってする旅=暮らすように過ごす旅」です。
一昨年まで通信制の大学に通っておりまして、その中で、実習、というものがありました。社会人向けということもあり、通常は土日で済むものが多いのですが、私が履修していたコースでは5日連続の実習が必須、というものがありました。
その大学が京都にあるため、必然的に京都に滞在することになるのですが、5日間も滞在するので、できればビジネスホテルよりも広い部屋がいいなぁ、あと、それだけ長いと洗濯もできた方が、いいなぁ、ということで、長屋で一週間過ごすことにしました。2階建で広さは文句なし、台所はもちろん、洗濯機も完備、というものです。
そんな理由で決めた宿ですが、これは本当に良かったです。
当然ですがフロントなどはなく、そこに住んでいるかのように生活できるのです。
中は雰囲気をうまく残しながら改装されていて、何不自由なく生活できます。台所も基本的な調理器具は調味料、お皿などは完備してあるので、自炊もできますし、そこまで行かなくて買ってきたお惣菜を温めるとか、ちょっと一手間かけて、なんていうのもお気軽に(皿洗いは発生しますが)できます。
ゴミ出しは袋つめして玄関に置いておいて、連絡しておけば回収してくれるし、掃除はリクエストしておけば昼間出かけている間にやってくれる(確か有料?)システムでした。一週間で1人でしたので、風呂掃除やトイレ掃除は自分でしてましたが、長くなれば助かるでしょうね。
で、これで普通に観光客ということでなく、学生として学校通う、というのもポイントです。
京都市内なのですが、学校の近くにはこうした長屋は見つからず(というか予算に合わず)、バスで通学と相成りました。
これは、本当に貴重な体験で、観光客でなく、学生として京都で過ごすのです。朝は早く起きないといけないですし、夜帰ってきたら課題もしなければなりません。学校で残って他のメンバーと作業することもありましたし、その勢いで学校近くで懇親を深める(飲み会)をすることもありました。
そんな感じで時間もないので、近所の地元の人が行くようなお店でお惣菜を買ったり食事をしたりすることになって同じ店に連日顔を出すことになります。
一人ですからカウンターになります。となると、3日連続ぐらいになると、お店の人と会話もしますし、それをきっかけに他のお客さんとも会話が発生します。
東京にいると面倒だなぁ、という場面かもしれませんが、なんとなく期間限定こともあるせいか、嬉しく、楽しく、過ごせました。
そして、毎朝鴨川沿いをジョギング。ジモピーって感じです。
各種条件が合わないとできない経験でしたが、「暮らすように過ごすこだわり旅」、はなんとかまた機会を作りたい、と思っています。
3、まとめ
いかがでしたでしょうか?
こだわり旅、といってもなぁ、と思っていたのですが、この経験があってから、暮らすように過ごしたい、というのは心のどこかでずっとある願望となっています。
長期滞在自体はできるのでしょうが、その地でなんらかの「立場」を持って過ごす、というところもポイントなのでしょうね。
こだわりがなかった私が、今後やってみたい「こだわり旅」のご紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。どこか参考になるところがあれば嬉しいです。
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