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自粛期間だから来るチャンス、来たチャンス
ピアノの練習、仕事で求められる曲が膨大な時、乗り越え方がわからなくどうしようと焦ることが多々あります。でも不思議ですが、次の日、その次の日、挑んでいると、知恵が産まれ自分で解決出来たり、あっさり問題が解決しちゃうことって本当によくあります。
『壁』があると、『知恵』が産まれる気がするのです。
コロナ禍の生活は、まさに全てがこのような事態でした。
ピアノ教室を経営していますが、度重なる台風、地震、生徒様のインフルエンザ、その度に休講にし、補講が間に合わず、教室もお休みになってせっかく上手になったのにまた弾き方がわからない…という想いを生徒様にさせてしまうことに、なんかなぁとやるせなさを感じていました。
そこでやっぱり、今の時代にも合って、お休みもしないでレッスンが受けられる方法にシフトしなくてはと考えたのは『オンラインレッスン』でした。
ラッキーなことに、コロナ禍前からオンラインレッスン提供されている会社に所属させて頂いていたこともあり、私にとっては抵抗なくすんなりシフト出来ることでした。まさか、自分の教室の生徒様にご案内させて頂く日が来るとは。。
親御様にお手紙を渡した時の反応は、
『それいいですね!』から
『うーん、難しくないんですかね?』
と、予想通り色々でした。
しかし、抵抗のある方も徐々に受け入れてくださり、助かりました。。
某大手の音楽教室に通っているお友達は、自粛期間中にピアノがなくて退屈していたので、このような形でもあって良かったと小学生のお子様とお母様に言って頂けたので、良かったなぁって思いました。
クラシックのピアノ弾きをしているので、新しいものを受け入れることに若干抵抗のあるタイプでした。
オンラインレッスンのお仕事のご依頼が頂けたコロナ禍前、『オンラインでレッスン?嘘でしょ〜受け入れてくれる方いるのかな?』と不安でしたが、柔軟に考えられている顧客の皆様に出会い、ああ、こういう時代なんだなと思えました。
コロナ禍がやってきて、一気にリモートが必要不可欠な時代となり、時代にマッチしたやり方だったんだとやっと確信を持てました。遅いですが…
自分の結婚式のことでも、延期料や日程変更について、いつなら収まってるんだろう?それはもうストレスフルでした。
情報収集のためにTwitterを始め、自分よりかなり深刻なプレ花嫁さんが沢山いることを知りました。
莫大な延期料金、式場の倒産、訴訟問題…
ただ今までの人たちと同じように、幸せな結婚式が普通にしたかっただけなのに、なんでこんな想いをしている方が沢山いるんだろうと思うと、やらせない気持ちになりました…。
最初は、落ち込んだプレ花嫁だった私も、いつまでもウジウジしていられない、なにか自分にできることはないのかな?と、思いついたのがピアノリクエスト募集でした。
https://youtube.com/channel/UCXnnk4Hi2zehqKagTSlj80g
大したことをしたわけではないのに、プレ花嫁さんたちがリクエストをくださり、沢山喜んで頂きました。
自粛期間だったので、久しぶりに人の温かさを感じられた、かけがえのない時間でした。
新しいものに対抗がある私は、これまでYouTubeにも勇気が出ず手を出せませんでしたが、沢山のリクエスト曲が溜まったので、これを機にYouTubeにアップするようになりました。
大きな出来事は、大きなステップに繋がるんだと、身に染みて思いました。
でも、どんな時も、やっぱり一番大切なのは、人との繋がりなんだなと、改めて感じたのです。