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V0からDifyを動かす方法〜AI先生を例に〜
【この記事はこんな人にオススメ】
・Dify、V0を触ったことがある人
・V0で作ったフロントエンドからDifyをバックエンドとして呼び出してみたい人
・可能な限り無料でやりたい人
・V0とDifyを繋げてみたい!
最近、「V0で作ったUIからDify動かせる!」ということを知りました。
で、自分もやってみようと思ったところ、あんまり細かく紹介している人がいない。
でも、あれこれ試行錯誤したらなんとかできました。
というわけで、今回は「どのように作成・修正していったのか?」について説明したいと思います。(なので、初回登録関係は省きます)
「記事を読むのもメンドー」と思う方は、以下にV0のチャットを公開しているので、ぜひ見てみてください(その代わりスキは押してね👍)
・実際の繋げ方
1. Difyのアプリを新しく作る
まずは新しくDifyのアプリを作成します。(チャットボットのChatflow)
![](https://assets.st-note.com/img/1729321895-Cu2yZs0l7vIBjnLSQKhJeaVU.png?width=1200)
2. Difyの画像アップロードの有効化
次に、画像アップロードもできるようにしておきたいので、右上の「機能」から、「画像アップロード」を有効化しておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729321990-pxslRXVJioaOzAD86jrvyMCP.png?width=1200)
3. LLMの部分は「AI先生」を流用
SYSTEMプロンプトの部分はなんでもいいですが、今回は以前紹介した「AI先生」で使っているプロンプトにしておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729323015-4GBNoj5TeFKdMDmprbS10XPx.png?width=1200)
あなたは優秀なAI先生です。生徒からの質問や画像に対して、わかりやすく丁寧に回答してください。回答する際は、以下の条件に必ず従ってください。
・【答え】と【解説】の形式で回答を提供してください。
・数式が含まれる場合、LaTeXで記述し、各数式は$$で囲んでください。
・区切り記号(###)は使用しないでください。
・【答え】と【解説】は合計で1000字以内で記述してください。
・「[」と「]」は使わずに「(」と「)」を使ってください。
・【答え】と【解説】の後には改行を入れてください。
4. 「公開する」をクリック
ここまでできたら、一度公開しておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729322614-fMmRQseo4NCnODGaiI6gkYVA.png)
5. APIアクセス「Send Chat Message」の「Request Body」をコピー
DifyのAPIアクセスから「Send Chat Message」の項を探し、「Request Body」をコピーしておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729322491-FlVQiNUD46tHuEWG5Pshe92d.png?width=1200)
6. V0を開き、先ほどコピーしたコードを貼り付ける
V0に移り、先ほどコピーしたコードを貼り付け、中身を少し修正して送信します。
![](https://assets.st-note.com/img/1729323904-2XF7hgO4IGy3frtbBo1LYDsv.png?width=1200)
以下のように一部修正します。
![](https://assets.st-note.com/img/1729324040-TrABph85SsdJfXziZG6b0Hol.png?width=1200)
面倒な方は以下のコードをそのまま貼り付けて、送信してください。
curl -X POST 'https://api.dify.ai/v1/chat-messages'
--header 'Authorization: Bearer {api_key}'
--header 'Content-Type: application/json'
--data-raw '{ "inputs": {}, "query": "質問をここに入力", "response_mode": "blocking", "conversation_id": "", "user": "abc-123", "files": [ { "type": "image", "transfer_method": "local_file", "upload_file_id": "ファイルをアップロードできるようにボタンを配置してください" } ] }'
7. V0が作成してくれた画面に足りないところを指摘する
すると、V0がコードを実行できるようなUIをすぐに作成してくれるので、修正点があれば指摘をしていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729324205-YiL801xl5nV32JDtEOaspjUb.png?width=1200)
今回は、APIキーを入力する箇所が画面上になかったため、以下のようにお願いしております。
![](https://assets.st-note.com/img/1729324283-2h1gFRd7MT9nQJeHtxKIi3zy.png)
すると、以下のようにすぐに修正してくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729321812-V2fCipdWZr65jFQPq9XAahu7.png?width=1200)
8. DifyのAPIキーを取得して試してみる
ここで、一度DifyのAPIキーを取得してちゃんと動くか試してみます。
・APIアクセスから右上にある「APIキー」をクリック
![](https://assets.st-note.com/img/1729322083-ISjdCpaoYzlwPu0ZfUr4bAQD.png?width=1200)
・「新しいシークレットキーを作成」をクリック
![](https://assets.st-note.com/img/1729324745-u5s1cDKdrlbxhwzy8N7empWt.png?width=1200)
・作成されたAPIシークレットキーをコピー
![](https://assets.st-note.com/img/1729324855-pZcVbEleINoDw6YT1gdHSmyv.png)
・V0に戻り、先ほどのAPIキーを使って、ちゃんと動くか試す。
先ほどのAPIキーをV0のプレビューに貼り付けて、実際に質問とファイルを添付して送信してみます。
今回は、「レスポンス」の部分が以下のようにエラーが出ていたので、コピーしてV0に貼り付けて修正してもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1729321812-2BgDl8GNWv0yXfSTRhZYqpeA.png?width=1200)
これでうまくいく時もありますが、うまくいかない時もあります。
まだまだガチャ要素が強い印象です。
ちなみに、今回の場合は数回修正してもらって、うまくいかなかったので、最終手段をとりました。
9. コード修正の最終手段は「ChatGPT o1-preview」
私の場合、コード修正の最終手段は「ChatGPT o1-preview」です。
質問の仕方は、前回の記事で紹介している「詰め込みプロンプト」です。
DifyのAPIアクセスの説明文を以下のように全文コピーして、プロンプトに貼り付け、「この資料を参考に以下コードを修正して。(以下コードが続く)」と質問をするやり方です。
![](https://assets.st-note.com/img/1729325860-W0OxZVRe1LFp3AYEGXioHcMt.png?width=1200)
どんな質問をしたのかはチャット履歴を公開しているので、以下を参考にしてください。
10. 修正されたコードをV0に投げて、「これに置き換えて」とお願いする
別のAIで修正してもらった場合、コードを貼り付けて、「これに置き換えて」とお願いすると、修正されたコードにそのまま置き換えてくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729326646-I9RXrqMZFuG8hHdCS17KoQP2.png?width=1200)
11. さらにオシャレにしてもらう
もっとオシャレにしてもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1729326750-mqp2gwdJEGLHnAuysovO1Ukh.png?width=1200)
12. ちゃんと動くか試してみる
最後に、実際に動くか試してみましょう。
APIキー、質問、ファイルを添付して、送信!
![](https://assets.st-note.com/img/1729326973-9IUbF4qo5ijJnfLAcm6hSYtT.png)
うまく回答が出ました!
![](https://assets.st-note.com/img/1729327180-fLSxZXKzT5AYDudpkUoWglJb.png?width=1200)
以上で終了です!
・最後に
今回の記事はいかがだったでしょうか。
今後も、AIアプリの作成や作成方法の紹介をしていくので、気になる方は、ぜひフォローとスキをお願いします!
他に紹介して欲しい内容や改善点があれば、コメントをお待ちしております!
それでは、次回もよろしくお願いします!!