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自己否定と生きている

一日に何度も自己否定をする。仕事でミスをしたり、茶碗を洗うことを後回しにしたり、洗濯物を干すの忘れてたり、あと、鏡で見た顔がブサイクだったり。もっともっとちいさい爪のささくれとか、学生時代の黒歴史思い出したりとか、言い出したらキリがない。

自己否定を辞めよう、というのは自分の人生においては、もう無理なことなんだろうと思う。まぁ普通に否定するだろ。ずっとハッピー人間でいるのも、まぁまぁ疲れる人生だろ。

でも、だからと言って、ずっと自分をいじめたくはない。ブサイク、出来ないやつ、まじ人生やめた方がいい、いい加減にしろ?、とか、言われっぱなしも腹が立つ。

肌が綺麗に見えるように、昨日よりはできるように、ちょっとでも笑って眠れるように、頑張るし、勉強するし、息を吸って吐いて、笑っていられる好きなことをする。自分を否定する自分に、負ける時だってあるけれど、これからの長い人生を通して、最後は、まぁ楽しかったわ、と自分を否定する自分にも言ってほしい。

最近、絵日記を書いている。猫が可愛いとか、頑張ろうと思ったこととか、イメチェンに取り組んでいることとかを書いている。方向性を絞っているわけではないけれど、書こうと思いつくはちょっと楽しかったこと、嬉しかったことになっている。

一日を通して、何度も自己否定をするけれど、一日の終わりに楽しかったことを書いて眠る時、ちゃんと自分にも波があって、行ったり来たりできているんだと思える。

落ち込んでも、上がっていける。これから落ちていっても、きっとまた戻ってこれる。

それは自己否定を止めるよりも確かで、生きていく自信に繋がっていくのではないかと思う。少なくとも、今の自分はそう思っていて、今もこれからも続いていくと想像している。

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楠木こち
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