流行りの「高性能中華コントローラー」をSwitchプロコンとして使ってみたランキング
昨今、中華製コントローラーが、かつての「安かろう悪かろう」ではなく、急激に進化していて、各メーカーで高性能競争が起こり、一部ゲーマーの間で盛り上がってるのをご存知だろうか?
私もついついガジェットオタクの血が騒いで新作出るたびに買ってしまっている。
それらのほとんどがSwitchにも対応してるのだが、基本的にはPCのしかもFPSゲーマー用レビューばかりで、Switchでしかもスマブラに使ってみた感想を見かけないため備忘録的に書いてみる。
チェックポイント
・トリガーストップ有り無し
個人的にここが最も重要だが、いわゆるキューブコンLRのような深さのあるトリガーボタンは、指に負荷がかかってしまうし、押下までの物理的遅延が発生してしまう、また連打ができないなど格闘ゲームだと色々な制約が発生してしまう。
そのため物理的にトリガーボタンを底上げ出来るスイッチのようなものを「トリガーストップ」と呼び、これのあるなしが重要になってくる。
・重量
ここは好みが分かれるがやはり重すぎると疲れる。
・ボタン配置
基本的にはXBOX表記になっているが、設定はSwitchと同じになっているためY→X、B→A、X→Y、A→Bと印字と本当のボタンがずれる減少が起こる。
いまさらスーファミから続くこの配置を目視で確認する人もあまりいないとは思うが、気になる方は少数だが対応してるものもあるのでそちらを選ぶと良いだろう。
・追加ボタン
いわゆる背面ボタンやその他の場所にある、純正8ボタン以上に追加されているボタン。
スマブラだと表ボタンと同時に押しやすいため、デデデの下B構えながらのジャンプや、同時押し小ジャンプなどに使ったりする。
(スマブラだと使わないが)スティック押し込みを割り振れるのも嬉しい。
追加個数も2,4,6個と様々で、また形状や位置も各社試行錯誤しているためコントローラーの個性が出やすいポイント。
・十字キー
スマブラだとあまり気にしないと思うが、純正プロコンもそうなのだが十字キーのクリッキー感が少ないコントローラーだと、かな誤操作が起こりやりづらいと感じる。
特に横横連続入力が多いパズルゲーや格ゲー。
(個人的にはテトリス、マジカルドロップだとかなり差を感じる)
十字キー多様するゲーム好む方は気にしておいたほうが良いだろう。
Amazonのリンクが張ってありますが、モノによっては、日本販売店がなかったりプレ値がついてるので、アリエクなども適宜探してみてください。
「小ジャンプボタン」が作れる Rainbow2SE
総合的に考えるとこれ。
Amazonで買える、重量も軽めで使いやすい。ホームボタンも押しやすい。
スティックはサイズは一般的だがやや軽めで、個人的にはスマブラで一番入力ミス(斜め入力など)が少ないと感じた。
しっかりトリガーストップあり。また追加ボタン4つでが背面2つは一般的だが、トリガー横にも2つあり、これが特徴的。
個人的には背面横並び4ボタンより使いやすい。
PCソフトで細かい設定が可能で、スティックの感度や、これは賛否分かれるところだろうが、同時押しなども割り振れるため「小ジャンプボタン」などの闇の力を得ることも出来る。
十字キーもまあまあクリッキー。
【追記】
BLITZ2が出ました。
基本性能おなじでポーリングレート向上
(ここは格ゲーはあまり体感しない)
何と言ってもグリップが細いのと、LRがトリガーストップでなくデフォでマウスクリッキーになって相当押しやすいです。
LRがトリガーでないコントローラーは少ないので、予算考えなければスマブラにはこちら一択かと。
ボタン数盛々 Flydigi Vader 3 Pro
表面に通常の4+2ボタンの6ボタン構成に更に背面に4ボタンあるという超多ボタンコントローラー。
この表面6ボタンが刺さる人には刺さりそうだが自分は使いこなせなかった。
あとソフト的に同時押しなど特殊な設定はできない為多すぎるボタンを活かしきれない。本記事はSwitchメインなので省くが、PC格ゲー用途としては優先順位上がりそう。
ちょっと重めの跳ね返りがかなりあるため、スマブラ的にはその点厳しい人も多そう。
十字キーもクリッキーで使いやすい。
さらにトリガーストップあり、でしかもクリッキー(マウス左右ボタンのようなカチッと感のある押し心地)な点はオンリーワン。重量はそこそこ。
唯一のSwitch対応印字 GuliKit KK3 MAX
ボタンがちゃんと任天堂配置とXbox配置の双方が同梱されており、SwitchでもXYBAが正しい位置に印字されてた状態でプレイできる
重量も軽め。
背面がボタンではなくパドルなのが好みが分かれそう。
トリガーストップもあるのだが、何故か半端で、オンにしてもクッション感があるのはやや減点。
スティックの重さが調整できる FLYDIGI APEX 4
最も多機能高級コントローラー。重量は激重。
独自の仕様のスティックで負荷を設定でき、程よい操作感に調整できる。
FlydigiのVader 3 Proと似てるため跳ね返りあるのだが、上記の負荷調整である程度緩和できそう。
スティックを緻密に操作するという点では一番やりやすいと感じるので、3Dゲームで緻密な操作をしたい場合はアリ。
トリガーストップの代わりに、アダプティックトリガーといってLRが触感フィードバックのようになっているのだが、スマブラだと使いものにならないため実質トリガーストップなしなのが欠点。
十字キーがクリッキーで凄く押しやすい。
有線専用で超軽量 GameSirT4
唯一無線がついておらず、そのぶんコスパも良く、凄く軽量なので重いコントローラーがダメな人はこちら。
トリガーストップがないのが欠点。
トリガー自体は軽いため指がぶっ壊れるほどではない。
まとめ
とりあえず迷ったら→Rainbow2SE
表面6ボタンがほしい→Flydigi Vader 3 Pro
Switch印字じゃないと無理→GuliKit KK3 MAX
スティックの負荷を調整したい→FLYDIGI APEX 4
軽くないと無理→GameSirT4
参考のなれば幸いです。