社会人が使う「勉強」という言葉の意味
みなさんは「勉強」という言葉を、
普段どんなふうに使っていますか?
私は、
形として何かが残ったときに初めて、
「勉強した!」と言えると思うんです。
たまに
「先日コンビニに行った際、こういうサービスを受けました。これってうちの会社でも同じですよね!勉強になりました!」とか、
「○○さんの話を聞いて大変勉強になりました!」とか聞きますが、
そういうのは勉強とは言えないと思います。
こう考えているのは、
私の会社には勉強した気になってる人が多いなぁと思うからです。
上の例も、もちろん自分の中に何かが残っているから本人たちからしたら勉強なのかもしれませんが、
この人達にとって、
勉強="パフォーマンス"なんですよね。
「こういうのを勉強してる自分どや?」
「とりあえず勉強勉強と言っておけば…」
的な。
なんだか本来の意味と違うふうに使われていることが多い気がします。
私自身、机に向かうことや本を読むことが好きで、資格を取ったりTOEICを自主的に受けたり自分の中に残る言葉がたくさんあるから、
なんだか悔しいのかもしれません。
そういった人達に限って、
全体の場で誰でも言えそうなことを言ったり、
上辺一辺倒なことを言ってその場を凌いだり、
安易な暗喩を使って「上手いこと言った…」とドヤ顔してるんですよね。
もちろん何も響かないし、その度に心が冷める。
これがおじさんおばさんだけでなく、
同期にも多いんです。
研修のときやディスカッションで当てられた時に「勉強します!」と言う若手いません?
「今の文脈で何を勉強するんだろう?」
と思ってしまいます。
日本語の問題かもしれませんね。
「勉強します」じゃなくて
「行動します」「まねします」「調べます」
みたいな言葉が相応しい場面も多そう。
そこまで考えずに言ってるんだろうし
気にしすぎる私が少数派だとは思いますが。
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