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ポルノグラフィティ因島ライブ。劇的すぎた本編以外をフォトレポートその1

音楽活動25周年を迎えるポルノグラフィティが自身らの故郷である広島県尾道市因島で開催したライブ『因島・横浜ロマンスポルノ'24〜解放区〜』因島公演に参加しました。

狙いすましたかのような台風の影響によりギリギリまで開催が危ぶまれたかと思えば当日の猛暑など、ライブ本編以外もかなり劇的な展開が続いたことが印象的だったので写真付きで振り返っていきたいと思います。

狙いすましたかのような台風予報

『因島・横浜ロマンスポルノ'24〜解放く 区〜』因島公演は8月31日(土)と9月1日(日)の2dayに渡って開催される予定でした。しかし、台風10号がちょうど日程と重なる予報により開催できるか危うい状況に。会場である因島運動公園多目的競技場はそもそもライブ会場ではないため会場設営の工程が多いこと、本州から因島までの道のりが1ルートかつ片道1車線であり交通の乱れが予想されることなど運営の方の苦労は察するに余りあるもので、せっかくの舞台でのライブではありますが「中止になっても仕方がないよなぁ・・・」と半分覚悟を決めていました。

結果、2dayのうち初日は中止となり、幸いにも二日目に参加予定だった僕たちはライブに参加できることとなりました。とても嬉しかった反面、初日に参加予定だった方の心境を思うと複雑な気持ちにもなりました。

東京から広島へ車で11時間。約900km

東京から広島に向かう場合は飛行機か新幹線のどちらかが一般的ですが、台風の影響で運行が中止される不安がありました。悩んだあげく、交通機関の乱れにも対応できるよう車で向かうことに決定。「無事辿り着けるかな?」と一つドキドキする要素が増えることに。

最短ルートは東名高速道路ですが、出発した8月30日の時点で各所で通行止めとなっていたため、中央道で長野を経由して広島に向かうことにしました。

2024.8.30_中央道をひたすら進む

ライブが開催されるかわからないけど出発

台風の到達予測とライブの日程が見事に重なっていたので、開催可否に関するアナウンスはまさにリアルタイム。広島に向けて出発した時点でも開催可否は決定していませんでしたが一か八かで出発。遠方から参加した方は同じような状況の方も多かったのではないでしょうか。

8月28日(水)
→開催に関する最新情報を明日正午に発表とアナウンス
8月29日(木)
→8月31日のライブ中止決定のアナウンス
8月30日(金)
→9月1日のライブ開催協議中のアナウンス。出発
8月31日(土)
→9月1日のライブ開催決定のアナウンス

アナウンスの経過
2024.8.30_日の出前の双葉PAで休憩
2024.8.30_諏訪湖PA付近で厚い雲

寄り道したところ

せっかく車で向かうからには自由に移動できるメリットを活かして時間と体力が許す限り寄り道をしました。これまでGoogleマップ上にピンを打ってはいたけど「遠くてなかなか行けないなぁ」と思っていたスポットを中心に巡ることに。この時点では、もしライブが中止になったら京都あたりで折り返して近辺の気になるスポットを巡ろうかと妻と話していました。

1.多治見モザイクタイルミュージアム(岐阜県多治見市)

2024.8.30_ミュージアムの不思議な外観
2024.8.30_タイルに囲まれた半屋外のフロア
2024.8.30_タイルでものづくりワークショップ

2.MIHO MUSIUM(滋賀県甲賀市)

2024.8.30_ミュージアムに向かうトンネル
2024.8.30_象徴的な正円のガラスドア

3.ラ コリーナ近江八幡(滋賀県近江八幡市)

2024.8.30_トトロのような世界観
2024.8.30_実はバームクーヘン屋さん
2024.8.30_緑と空気でドライブの疲れを癒す

肝心な天気はというと、一つの街をまたぐたびに晴れと雨を繰り返している状況でしたが、標高の高いルート以外はおおむね暑いくらいの快晴でした。

初日は琵琶湖にほど近いビジネスホテルをその場で予約し宿泊。東京から広島までの道のりのちょうど中間辺りまでやってきました。


日付をまたいで二日目。運転に夢中でリアルタイムで気付きませんでしたが、9月1日のライブ開催決定のお知らせが届きました。心底嬉しくなったのと同時に、「広島まであと半分!」と覚悟を決めました。

4.倉敷美観地区(岡山県倉敷市)

2024.8.31_起伏のある景観
2024.8.31_休業しているお店もちらほら
2024.8.31_予報に反して快晴と猛暑

広島県に到達

出発して二日目の正午過ぎに広島県に到達しました。広島カープグッズを身に付けた方があちらこちらにいる様子を見てようやく実感します。

2024.8.31_カープファンがたくさん

ライブは島周辺の交通網の混乱を防ぐため自家用車によるアクセスが厳禁とされ、主要駅からのアクセスバスに乗車します。チケットを買う際に広島駅や福山駅などから発車する乗車券を選択することができました。購入した時点では飛行機か新幹線で向かう予定だったので広島駅から乗車するバスチケットを選択したのですが、結果的に車で向かうことになったので距離の近い福山駅乗車のチケットを買っておけばよかったです(福山駅から広島駅は車で1時間半)。結果論ですが・・・。

ようやく広島駅近くのホテルに到着した後は車を置いて駅周辺を散策。

2024.8.31_路面電車に乗車
2024.8.31_『アビが鳴く』が頭に流れる
2024.8.31_マツダスタジアムから聞こえる歓声
2024.8.31_夜の広島城

本来なら明日のライブに向けてゆったり体を休めるべきだったのですが、貧乏性が炸裂してあちこち歩き回ることに。修学旅行以来の広島の街でしたが、夜に巡ると一味違った光景を味わうことができて満足しました。

ホテルに戻りライブの準備。台風の心配がなくなったかと思えば猛暑の予報が出たため、とにかく水分補給や体温を冷やすためのグッズを詰め込みました。大荷物になりましたが当日とても役に立つことに。

ライブ当日の様子は次の記事でレポートします!猛暑と因島の景色、運営の方の苦労。忘れられない1日のライブ前後の様子を写真付きで紹介します。

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