「note」の書き手たちの文体は、世界で通用するのだろうか
第一級の翻訳者であり、「翻訳通信」の発行者だった山岡洋一さんの「本物と偽物 リンドバーグ夫人著吉田健一訳・海からの贈物」を、「note」という土壌を変革するために植え込んだ苗木はどうなっているのだろか。すくすくと育っている。やがてこの森の中心になってそびえ立つ木になっていく。
「note」の書き手たちの文体は、一行書いたら改行だ。改行どころか、一行あけて、さらに二行、ときには三行もあけて、さも重大な石を投じるかのように空っぽの言葉を書き込む。これが「note」の書き手たちの