「ビジネスの先が見える」という安心感を享受する
今日のテーマは、
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「ビジネスの先が見える」という安心感を享受する
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です。
ビジネスの進め方には、
様々なタイプの人がいると思います。
常に大きなチャレンジをして、
一発逆転のような状態に、
身を置くほうが行動できるという方も、
いるかもしれません。
今日は、私の大事にしていることで、
結果的に、お客様の成果を出すことに繋がっているな、
と思うことをお話ししますね。
コンサルタントとして、
お客様に貢献したい、
今まで得た専門性でサポートしたい。
そんな気持ちで皆さん、
起業・独立をしていると思います。
そんな気持ちが継続できるには、
「基盤の安定」
があってこそだと思います。
マズローの五大欲求段階説、
という考え方を聞いたことがある人も
いるかと思いますが、
私たちは、
高次の欲求、
いわゆる、
「志」や「想い」、
「ビジョンの実現」
ということに視点を向けられるようになるには、
まずは、
「生活や人としての基盤が安定していること」
が前提になるのです。
来月の生活費や、
家族を養っていくことの不安が大きくなると、
どうしてもセールスのことばかり気になったり、
自分が出来ないことまで請け負いそうになったりと、
新規の契約獲得ばかり意識がいってしまうことがあります。
目の前のお客様のことに、
しっかりと向き合うということに、
なかなか意識が向かなくなります。
私も、独立して数年間、
そのようなことがありました。
独立した時には、
事業に充てられるお金は数十万しかありませんでした。
なので手持ちのお金が気になって気になって、
このまま続けられるんだろうか、
妻子を養っていけるのだろうか、
そんなことばかり考えていたような気がします。
そのため、
どうしても売上を上げたいので、
既存のお客様（クライアントさま）よりも、
もっと契約を増やさないといけないということを
無意識で考えていました。
今はどうかというと、
契約が長く続くお客様ばかりなので、
今の売上がそのまま続いていくという
シナリオがイメージしやすく、
結果的に、
来期以降の売上を想定しやすいため、
私自身がまず、
このまま経営していけるという、
安心感を得ることができています。
安心できるからこそ、
伸び伸びと、
お客様に向き合っていくことのみに、
意識を向けることができます。
そこに、
「もっと金額を上げてもらわないと！」
「契約が続くかな？」
というような
自分の不安やエゴに傾いたような思考を持たずに済むので、
しっかりと、
お客様と向き合って話すことができます。
常に新規を追いかけ続けるパワーや、
その影響力はすごいものだと思います。
ただ、
新規の方の入れ替えになっている状態だとすると、
その経営は健全とは言い難いのかもしれません。
何故なら、
よくよく経営状況を見てみると、
お客様にとっての成果に繋がっていないから、
契約が続いていないのかもしれなかったり、
その契約が終了する理由を、
しっかり掴めていない可能性があるからです。
私たち自身が安心の中で仕事をすることが大切、
というのは、
何も、チャレンジしていないとか、
怠けているということではなくて、
むしろ、
お客様の成果にコミットするという姿勢の現れであり、
その成果が出て、
お客様も体感していないと、
安心を生み出してくれる、
「契約継続」「高額化」には繋がりません。
そうやって、
私たちコンサルタントも、
自社の
「ビジネスの先が見えること」
というのは、とても大切なのです。
企業に所属していると、
成約理由の分析などを営業会議でしたり、
営業面だけでなく、
仕事が健全に周り、
意思決定をしっかりできているか、
経営会議で確認しますよね。
これが、
自分の会社だと、
なかなか手が回らないこともあるかもしれませんが、
定期的に振り返りながら、
まずはしっかりとお客様の、
成果に貢献し、
経営者様が経営専念できるように、
安心を届けていくこと。
そうすることで、
コンサルタントが本来持つ、
「志」「想い」「ビジョンの実現」
ここに注力していくことが出来るのかなって思っています。
本日もお読みいただき、
ありがとうございました。
【追伸】
先が見える安心というのは、
何においても大切なのかもしれません。
現在娘たちが受験にまい進していますが、
例えば予備校などでも、
「合格体験談」を聞く機会がありますよね。
志望校に合格した1つ上の先輩から、
話を聞くから、
「そうやればいいんだ」
と先が見える安心があって、
勉強に打ち込むことができます。
先が見えないと、
考えなくてもいい不安や、
しなくてもいい思考が溢れてしまい、
普段ならしないような行動や、
意思決定をしてしまい、結果的に、
無駄骨に終わることもあります・・・
大切な契約を重ねて、
続いていくからこそ、
コンサルタントにとっても安心が生れます。
ある意味人間の摂理ですので、
そこに従いながら行ったほうが吉ですよね
「ビジョン実現の道しるべ」
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経営コンサルタント 草間 輝之
H&Fコンサルティング株式会社 代表取締役
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