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介護に関係ない話 ⑩ 身長、縮む

健康診断に行って来た。いつもは近くの内科で一般の患者さんに紛れて受けるのだけど、今回初めて集団検診を申し込んでみた。オプションで検査内容を足したり、がん検診を加えたりも出来る。年齢的にドックも気になっているのだけど、内視鏡が辛そうで試したことがない。血液だけで分かる項目を、いくつか足してみることにした。

市民会館のホールには、測定や採血のブースが出ていて、時計回りに1周したら終了するシステム。待ち時間がほとんどなく、とっても効率的。最初の身体計測は、テントの中のようなところでやったのだけど、自覚身長より1cmほど低くなっていてびっくりした。いかにも納得いかない態度で測定器を降りたら、「もう一度測りますか」と訊かれて、また乗り直してみる。

今度は、さっきよりも慎重に背筋を伸ばし、しっかり前を向いた。と、「さっきより縮みましたよ」との声。さらに1㎜減った! OMG。この日のスタッフは、平均30歳ほどと思われる若い人が多く、最後の内科検診は20代半ばくらいに見える医師だった。健康診断って、おじいちゃん先生のイメージだったけど。

「何か気になっていることはありますか」と言われたので、「背が縮んだのが気になります」と答えたら、「それは…(トシなんだから仕方ないだろう)」と返された。あなたから見たら40近くも上。まあ、そう感じるかもね。

帰宅して、ここ10年くらいの身長をたどってみたら、去年の方がもっと低いことが分かった。前年より3㎜伸びて7㎜縮んでという風に、誤差を含みながら年々小さくなってきているらしい。毎朝、バランスボールで背筋を伸ばしているのに。ちぇっ。

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