トリトン王に泣かされるなんて聞いてないっ!字幕版『リトル・マーメイド』感想
平日休みを使ってまたまた映画を観に行きました。
本当は日曜日に『怪物』も観に行ったのですが、感想が難しい映画でしたので感想は控えました。凄かった。
さてさて、ディズニーアニメでは『塔の上のラプンツェル』と同じくらい『リトル・マーメイド』が好きな私は公開が決まった時からずっと楽しみにしていた今作。
公開前にヒロインのイメージが違う、セバスチャンはただの蟹でフランダーはただの魚などなど色々言われてはいますが……
私は大満足出来ました!
アリエルは歌唱力が素晴らしいだけでなく、好奇心旺盛で一緒にいてハラハラする女の子って感じがすごく原作寄りでとても可愛かったです!衣装も可愛かった!
セバスチャンとフランダーはリアル寄り、スカットルは女性と最初はびっくりしますが観て行くうちに慣れるし愛しくなります。
『アンダーザシー』は色彩豊かで様々な魚やイルカ、クラゲ等の海洋生物が出てきてとても楽しい気分になれました!
『パートオブユアワールド』は様々な歌詞のパターンが聴けて嬉しかったです。高校の合唱曲でありボイトレの課題曲である為、私には縁が深い曲!
ですので大好きな曲です。
アリエルの姉達も多国籍で人魚衣装の色合いも違う為、そこも楽しめました。ディズニーの実写衣装好き。
トリトン王は厳しくも時には優しいお父さんって感じがまさにトリトン王すぎて。セバスチャンをアリエルのお目付役にしたり、人間界に行かないよう人間界の物を集めた部屋を荒らしたり、とにかく過保護だけど……娘を危険な目に遭わせたくないだけの父親なわけで。
冒頭エリック王子の登場シーンで船員達が人魚を捕らえてやる!と言ってる描写もあるくらいなのでトリトン王が人間を警戒するのも無理もない……。
だけど、アリエルの人間界への羨望は止まらずたまたま見かけた船が荒らしに巻き込まれ、その船に乗っていたエリック王子を助けた事でさらに人間界に強く憧れを抱き、アリエルはアースラに良いように利用される。
しかし、アースラがすごくすごくアースラだった。
アースラの曲も好き。ウミヘビちゃん達喋らなかったのは残念だったかな。
どう考えても胡散臭い、良い人は思えないアースラを信じて声と引き換えに人間になるアリエル。恋をしてたら暴走して疑う事すら無くなるっていう……。
3日だけ人間の姿になれるが、完全な人間になるには王子とキスしないといけない。出来なかった場合はアースラのものになってしまう。
というまああくどい条件なわけですが。
そして人間の姿になったアリエルはたまたま漁船の網に引っかかり見つけてくれた漁師さんに連れられて王子の待つ城へ。
王子はアリエルの顔を見ておらずアリエルの声しか認識していない為……再会するも気付いては貰えない。
気付いて貰えないながらも、お互い収集癖があるのと家族の反対を押し切ってでも外の世界を見てみたいという似た思考を持っており意気投合する。
距離を深めていく二人だが、危機を覚えたアースラが若い女に化けてエリックの前に現れるという……。
アースラが化けた姿の女優さんもまさにヴィランって感じの方で美しかったなぁ。
とまぁ、ざっくりあらすじを書かせて頂きました。
大筋はアニメと同じだけどわりと改変はあります!
キャラの設定や追加シーン等。
でも私は気になりませんでした!
改変も良い改変だったなと思うところばかりで。
あと、タイトルに書いた通りトリトン王の娘を想う父親の描写が切なくてトリトン王のシーンで泣けます。
『シングフォーミーライル』で歌が上手いワニのライルを拾ったのにステージ上がるとあがり症だからって理由で見放したおじさんだったのにっ。
ハビエルバルデム……素晴らしい俳優さんです。
とても楽しめた映画でした!
もしキャラのイメージが気になるけどちょっと観たいかなって方は私みたいに実際に観てみたら大満足パターンもあるので先入観はとっ払って是非観てみてください。
映画の評価も低めだけど、大体がイメージがって話でしたし……本国では話題になってるらしいので!
また平日休みがあるのでまた何かしら観たら感想書きます!
『青いカフタンの仕立て屋』が今は気になってます。
あとはエリッククラプトンのライブフィルム、インディージョーンズ!!
また映画の感想書く際は是非覗きに来てくださいー!