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生タケノコの素揚げ

タケノコの下処理は常識

タケノコは、茹でてあく抜きする必要があります。(余程新鮮なものでない限り)
また、時間が経つとエグミが増すため、入手したら出来るだけ早く下処理をすることが推奨されています。
これらは、一般的に誰もが知る当たり前の常識だと思っていました。
なので、私も今まで、タケノコは買ったその日にぬかを入れた大鍋で茹でて、下処理をしていました。
時間が無い時も、今日しなければ・・・と必死になって茹でていました。

そんな常識を疑ってみた

クールフライヤーを使い始めてから、私の料理に関する
様々な常識が覆されてきたので、
タケノコについてもその常識を少し疑ってみることにしました。
そこで、下処理をしないでタケノコを素揚げにしたらどうなるのか、
試してみました。

タケノコの素揚げ

試してみるなら、より過酷な状態でTRYしてみようと、
タケノコは、夕方に購入。(冷蔵でない状態で販売されていました:出荷~我が家に来る環境だけでも、かなりエグミが増していそうな状態です。)
そして、更に2日間冷蔵庫で保管して使用。
従来の常識ではかなりエグミが増した状態です。
これを、皮をむいて、食べやすい大きさに切って素揚げしてみました。
結果・・・ややエグミを感じました。
が、想像よりはずっと食べやすかったので、
それ自体ちょっと驚きでした。

生のまま皮を剥いて使用

揚げる前に水に浸してみた

その後、タケノコのエグミの中には水溶性の成分もあると思ったので、
揚げる大きさに切ったものを20~30分水に晒した後、揚げてみました。
すると、ビックリ!
エグミが気にならない状態に仕上がりました。
更に、タケノコ本来の旨味と甘味も感じられました。

こんな感じに揚がりました

今まで食べていたタケノコって?

これまで
「採れたて以外のタケノコは、下茹でしないと食べられない」
と思っていましたが、
茹でなくても、水に浸けてから揚げるだけで
美味しくいただけることに驚きました。
今まで、時間との闘いだ!と、苦労して下処理していたのは
何だったのだろう?と思ってしまう・・・

タケノコの新たな美味しさと食べ方発見!?

もちろん、下茹でしたタケノコを料理したものが
とても美味しいことは分かっています。
生のまま揚げると、それとはまた別の風味の美味しさ。
揚げた香ばしさが加わり、
更に、茹でると抜けるであろう
タケノコの味わいが残っている気がして、
茹でたけのこより、生の素揚げの方が美味しいかも!?
と思う人も居るのではないか、と思える味わいでした。
(私もその一人です。)

エグミがゼロとは言えないけれど、
フキノトウのほろ苦さ等が
「春の山菜 独特の味覚」として受け入れられているのであれば、
揚げた生タケノコもその範疇の味わいだと思います。
タケノコの調理の選択肢の一つになっても良いと思える味・・・

揚げると新たな味わいが誕生!

クールフライヤーなら手軽に出来る

生で揚げて美味しいとは言っても、
水に浸す作業は必要な感じなので、
普通では揚げる時に、水分を拭き取る工程が必須。
でも、クールフライヤーは、水分がついた素材を入れても
殆ど油が跳ねないので、
手軽にタケノコの素揚げを作れると思います。

鮮度をあまり気にせず、とても簡単にできるので、
茹でる手間を考えると、我が家ではタケノコは
揚げて食べる頻度がこれからは増えそうな予感・・・

色んな常識を覆してくれる調理機器

クールフライヤーは、熱い油に氷を入れてもほぼ油ハネしないとか、
油が劣化しない(酸価格=AVが上がらない)とか、
今までの常識を覆すフライヤーです。
これを使うと、今までの料理の常識も
大きく変わってきそうな気がしました。
(私の中では既にかなり変わって来ています)

次は、生タケノコの天ぷらも試してみたいと思っています!


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