小学生の友人と会った

小学６年生。あの頃は、人生のピークくらい
人生が楽しかった。

６年生は、仲の良い友人が結集したクラスで、
神クラスとしか言いようがないほどに
クラスのメンバーに恵まれていた。
そのお陰で
毎日が楽しくて楽しくて
卒業式には大号泣してしまったものだ。
その思い出は、ずっと心の内に宝物のように
しまっていた。

１０年ぶりに会う友人は、変わっているようで
変わっていなかった。クラスメイト、誰がいたっけ？から始まり、名前を列挙した。
クラスにグループがなくて全員仲良かったよね、
神クラスだったよね、と話しながら
酒とピザを注文した。

小学生時代の思い出話に花咲いて、
当時の記憶がぼんやりと思い出された。
スマホがない時代、友達と登下校して
交換日記をして、休み時間はケイドロをして
毎日が本当に楽しかった。スマホがない時代に戻りたいなぁ〜とたまに思う。

ポンポンと手を叩きながらリズム良く
大学どこ行ったか話して、仕事何しているか
話した。この話題は避けては通れない。
さら〜と話した。小学生だった私たちが、お酒を飲んで社会人しているのは、感慨深かった。

それから初恋トーク。今なら言える話として
一人ずつ言った。
Kちゃん「出席番号隣のFくん」
皆が思い出せない中、私だけがFくんを覚えていた。猫背で影の薄いタイプだった。

私もカミングアウトした。
「５年の時、出席番号隣のRくん」
中学でめっちゃ身長伸びてモテモテだったらしい。どうでもいいけど。なんだ、伸びたんだ。
背が高い人は駄目なんだ、と告白してないのに
フラれたのを思い出した。