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3分読むだけで英語力アップ!【You Need to Calm Down / Taylor Swift】
Hey guys! 今回も洋楽から英語を学びましょう!
今回はテイラースウィフトの You Need to Calm Down と言う曲を紹介します。
この曲はアンチからの誹謗中傷に悩む方に向けた楽曲です。
近年、ネットによる誹謗中傷が社会的な大問題となっております。
ネットは匿名でコメントが書けるため、誰でも簡単に悪口を書けるという性質があります。テイラーも長年、そんなネットの誹謗中傷に悩まされてきました。そこでテイラーが書いたのがこの You Need to Calm Down。
「アンチなんかに屈しないぞ」という、テイラーらしいメッセージ性の強い曲です。今回はこの曲の和訳・解説をしていきます。
どんな曲??
アンチに向けたメッセージが練りこまれた楽曲
「You Need to Calm Down」はテイラーの7枚目のアルバム「Lover」に収録された曲です。タイトルを直訳すると「落ち着いてくれるかな」という意味ですが、誰に対して言っているのでしょうか?
実はこの曲、冒頭でもお伝えした通り、ネットを通してテイラーを誹謗・中傷してくる人に向けた曲となります。
テイラーのようなトップアーティストともとなると、ファンが増える一方で、悪意を持ったアンチも生まれてきます。そんな中でも今回はネットを通して攻撃してくる人を対象に「落ち着いて」とメッセージを送っています。
こういった中傷をする人のことを少し専門的な言葉だとDetractor(誹謗・中傷する人)、ネット上のアンチはTroll(荒らし)、もっと一般的な言葉だとHater(アンチ全般)と言います。
自分を肯定してほしい!というメッセージ
"You need to calm down"とは日本語で訳すとしたら、「落ち着いてみて」というような冷静に話しかけているニュアンスです。
例えばテストを前日に控え、動揺、もしくはパニックになっている人に向けて"You need to calm down. Take it easy."(落ち着いて、気軽に行こうよ。)というような文脈で登場します。
テイラーはこの「落ち着いて」という表現を使いながら、アンチに屈しない姿勢をアピールしています。テイラーが最も主張したいことは、「アンチに屈せず、自分自身を肯定することを大切する」という、そういった自己愛を大切にした曲です。
LGBTQコミュニティを擁護する曲
曲の2番目は、LGBTQコミュニティを支持する歌詞となっています。LGBTQとは(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クィア or クエスチョニング)の頭文字を取った略称で、性的マイノリティの人たちを示す言葉です。
テイラーはこれまでLGBTQの人たちをサポートするために献身的な活動をしてきました。MVにもマイノリティの人たちの象徴であるレインボーフラッグや、ゲイのカップルの結婚式が描かれたりしています。
しかし、そのLGBTQの人たちに対して「同性愛は罪だ!」というプレートを掲げ、抗議・反対運動をしている軍団も登場します。
この声を荒げている人たちに向けて、「落ち着こうよ」と語りかけることで、マイノリティの人たちを擁護している楽曲となっています。
総勢29名のセレブが登場するMVが話題に
MVですが、非常に多くのセレブリティが登場しており、その数合計でなんと29名。中でも上記のLGBTQであることを公表している俳優・アーティスト・タレント・アスリート・ドラッグクイーンが数多く登場しています。
またMVの終盤では、長年テイラーと険悪な仲であったことで知られているケイティ・ペリーが現れ、衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。
【Buy me lunch. 】 (日本語訳:私に昼食をご馳走してください。笑)