眠れないのでちょっとしたお話。行き過ぎた嫉妬・束縛をしてしまう「オセロ症候群」
こんばんは、深夜に眠れなくなってしまいまして、ふとnoteを書こうと思っていた時に、どんな記事を書こうかな~と思ったときに、私自身が悩んでいて、周りにあまり知られていない「オセロ症候群」について書こうかなと思いこの記事を書いています。
この先から特徴を書いていきます。
オセロ症候群の特徴
タイトルを見て「嫉妬」・「束縛」をするくらいだったらよくあるかもしれないけど、行き過ぎたってどれくらい?と思いますよね。例を交えながら説明をしていこうと思います。
①理不尽な束縛
まず最初に、1番の特徴は理不尽な束縛です。まず、オセロ症候群のオセロの部分はシェイクスピアの4大悲劇の1つ「オセロー」から来ていて、妻に激しい嫉妬をする主人公の名前から来ています。
その元のお話の通り、「激しい嫉妬」…例えば一般的な症状だと「交際相手のスマホを覗く」「メールを見る」という行動を、「相手が浮気をしている疑いのあるような行動がない」という状態でもしてしまうようなことを指します。
オセロ症候群を持つ人は、「異性のいる飲み会に行かないで」、「異性のいる会社の付き合いの場に行かないで」など、生活に大なり小なり支障をきたすような、仕事上の付き合いまで束縛してしまいます。
理不尽な束縛をされているな…とあなたや、あなたの周りの人に対して思ったらすこしでいいので「オセロ症候群」の言葉を頭に入れておくといいでしょう。
②被害妄想が激しく、追いLINEなどをしてしまう
その次に多い症状が、LINEや電話にすぐ返事や折り返しがないと、すぐ不安になって追いLINEをしてしまったり、しつこくかけなおしたりなどです。
仕事をしていてすぐに返事や折り返し電話ができない環境ってありますよね。そういった状況まで考えが回らず、すぐ「浮気をしているのでは」などと不安になってしまうのです。
オセロ症候群になる人は「自己肯定感が低い」
こういった症状のように「すぐに不安になってしまう」のがオセロ症候群の特徴といってもいいと思います。すぐ不安になってしまうのはなぜなのか、私なりに考えた結果「自己肯定感が低い」というところにたどり着きました。
オセロ症候群に悩む私自身、自己肯定感がすごく低く、お付き合いしているお相手がいる際、周りの同性のほうが魅力的に見えるので、少しでも連絡を取っているのを見ると、「魅力的な相手のほうに目移りをしてしまうのでは…?」と不安になって、焦ったりして過度な束縛をしてしまっていました。
束縛の例として
・異性との連絡先を消させる
・GPS共有アプリを入れさせる
・Twitter垢の共有
・相手のSNS垢の監視
などを私はしてしまいます。
自覚をしていない方もいるかと思いますが、私の場合は「こんなに束縛してしまうのはおかしい。治したい」と思うのですが、そんなすぐに治ったら苦労はしないわけで、訪問看護さんを頼りながら治療中です。
つい最近も被害妄想が激しすぎて彼氏を突き放して、連絡先を消してしまいました。自覚症状があるかないかで変わってくるとは思いますが、私なりの対処法を次にまとめます。
過度な束縛を治すためにできること
ではこのような過度な束縛・嫉妬は、本人の自己肯定感の低さからくる不安からくることは分かりましたが、対処法は何があるのでしょうか。自分なりの対処法を載せていきます。
①依存先を増やす
このような状態は交際相手に「依存」してしまってる状態で離れられることに恐怖心を抱いている状態とも言えます。なので、つらさを吐き出せる相手
=友達・病院の先生・訪問看護さん・カウンセラーさん・身近な相談できる人間など、依存先を増やすことがいい方法だと思っています。
依存の分散ですね。この場合「依存」という言葉が悪いイメージに聞こえるかもしれませんが、「頼れる人間を増やす」ことが大切だと思います。
②周りから見て過度な行動だ会えと伝え、自覚を持たせる
治す以前に自覚を持ってもらわないことには、どの病気も治療できません。「ちょっとこれはやりすぎだとおもうから、こうしてみよう」など、代案を出してあげたりするといいかもしれません。自覚を持ってもらったら専門機関に連れて行くなどしましょう。
③少しでも自覚症状がある場合は、周りに相談する
ちょっとやりすぎかも...、そのように自覚がある場合は、周りの人間だったり、専門機関(精神科など)に相談をしに行ってみましょう。
専門家なりにアドバイスなどいただける場合があります。
少しずつ自覚して、周りを頼って。
いかがでしたか?Twitterを見てると私と同じように、過度に束縛をしてしまったり、過剰な嫉妬で悩んでいる人が多くいるように見受けられます。少しでもこの記事を見て、心が落ち着けば幸いです。
そして皆さんにもオセロ症候群を知っていただければいいなと思います。
ではまた。