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短歌 子も親も

  あの日子に投げ返された言の葉を
        持ち歩いてるポケットの隅

何年経っても 子どもは子ども
多分 子どもは 忘れてる
あの日の言葉は
胸を去らない

何年経っても 親は親
多分 親は 忘れている
あの日の言葉
忘れはしない

覚えてる言葉は 
いつも
すれ違う
好きな言葉も
嫌いな言葉も

その どれも
心を
離れない



   

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