短歌 橘
実のなりて橘と知る境内の
一本静か千代を繋ぎて
一本…ひともと
平安の世からあるらしい 自生の柑橘 ヤマトタチバナは 雛祭の 右近の橘 の橘だそうです。蜜柑や柚子と同じミカン科ミカン属です…
橘の木を初めて知りましたのは、正月に書初めをさせて下さる有難い神社があるというので、出かけた神社の境内でした。
その木の静かな佇まいに感動して もう何十年も経ちますが、印象に残っています。
季節は進み、明日からは二十四節気「小雪」の末の七十二候「橘始黄」(たちばなはじめてきなり)の候に入ります。
写真は 画像提供より京都平野神社の 橘 だそうです。