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『Audible 忘れる読書』落合陽一(2022)

すごくみっしりとした本だった(素人には)。
ちゃんと紙本買って参考書にしよう。

得た知識が何となく頭の片隅に残っていて、いくつもの概念が溶け出して混ざり合っていくような感覚になっていくことがあります。

本文より

これは所謂拡散思考のことじゃないかなーと思った。

人間の思考について研究を行ったギルフォードによれば、人間の思考には2つの側面があるとしている。1つは既知の情報から論理的に思考や推論を進めていき、唯一の正解に正しくそして早く到達するための収束的思考、もう1つは既知の情報から様々に考えを拡散させ(めぐらせ)、新たな物を生み出していく拡散的思考である。

Wikipedia

私もこういう読み方をするので(別に何も生み出したりなどしないが)、・・・・市井のパンピーがこういう言い方するのは大変烏滸がましいのですが、ものっすご親近感

昨年次女が中学に上がって自由時間が激増し、暮れの頃からガンガン本を読むようになった。
拡散思考は高開放の特徴の一つ。でもって私の生きる原動力!
コレを味わうのが楽しいから生きてられると言っても過言ではないくらい、私にとってはコレが楽しい。たぶん、ほかの何よりも。
世界がワクワクで満ちている(ように感じられる)のも高開放&拡散思考のおかげだろう。

だけど遺伝子解析後くらいから度を超すと危ないかもしれない・・・・と思うようになった。読書の量が増えれば増えるほどトリップ力に磨きがかかるためである笑
背後の崖、踵の向こう側に残された余地はたった1パー。いつかトリップしたまま戻ってこれなくなりそうだ。
現実との接点を死守しておかねばなりません。


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