『15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ』岩野響(2017・KADOKAWA)
※ 今回は読書感想文ではありません。
発達障害は「生まれつき」、パーソナリティ障害は原因が「生まれつき」だけに限定されず、生育環境や文化的な要因などなど原因にバリエーションがあるってコトなのかな?と思った(違ってたらゴメンなさいね)。
そんなことを復習しつつ読み進めてゆけば、「たしかにな」と頷ける部分が多くあった。発達障害とパーソナリティ障害。より大変で生きづらいのは間違いなく発達障害だろう。自分と響くんの状況を比べてみても、圧倒的に響くんのほうが大変そうだもの。動かしがたいモノが多すぎるというか。
私は統合失調型。そして私の場合はおそらく「生まれつき」だ。
悩んでないし苦しんでないから「障害」のつかない「統合型失調型パーソナリティ」ってことになるのだろう。幻覚まで見ちゃうのに普通に生きてられるってのはどーゆうことか、とは思うけども。
今回、響くんの書いたご著書を読んでみるにーーー
アスペルガー症候群て統合失調型の反対側に生きる人たちなのでは??という印象を受けた(※全然違うかもしれません。素人の感想ですので信じないでください)。
集団生活が苦手で人の言うことを聞けないところだとかはよく似てる。ただし、不器用度は圧倒的にアスペが上。統合失調型の範疇に収まっていられるうちは(病を発症していなければ)、少なしガマンして表面的に合わせることができるからだ。
ご苦労、心からお察し。きっと物ッッ凄く大変であるに違いない。
一番印象的だったのはこれ。私と真反対だな~!と思ったのである。
アスペの人は狭く深く、興味の対象にどこまでも潜ってゆくことができる。凄いな!!と思う。
対して、私にはこれができない。すぐ飽き、気が散る。読書の傾向もそうで、浅く広く、無節操にあっちこっちに目移りを繰り返す傾向あり。
ただね、一応目標もあるんですよ?
10代の頃からの野望は今も変わってません(おそらく夢をみたまま時間切れを迎えて死ぬでしょう)。
それともうひとつ気になったこと。
響くんの言によれば『短期記憶があまりよくないので』だそうなのだが、これはどうなんだろう? 本当か?
興味のないことを覚えられないだけじゃないのか、とも。
響くんの焙煎したコーヒー飲んでみたいな。応援!!