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『週末の縄文人』週末縄文人 縄・文(2023・産業編集センター)

週末縄文人!

本が出てたんですね! 知らなかった!


週末だけ山で縄文人してる週末縄文人のおふたり。
彼らの活動テーマは・・・

【現代の道具を使わず、自然にあるものだけでゼロから文明を築くこと】
マッチやライターを使わずに火を起こし、石で作った斧で木を切り、竪穴住居を建てる。そんな原始の衣・食・住の暮らしの技術をひとつひとつ習得し、現代に至るまでの長い文明の道のりを辿っていこうという試みだ。縄文時代からスタートして、弥生時代、古墳時代、そして最後は江戸時代に至るまで、自らの手で文明を積み上げるのが僕らの夢である。

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

初めて動画を観た時、おっっもしろいなあ!!と心から感動した。
同じことをやりたいかと問われたら「・・・・蚊がいるよね。熊も・・・・(恐怖)」となってパス一択なのですが、しかし誰かがやってるとこは見てみたい(^^ゞ

*****

石斧製作編にこんな記述が。

縄の失敗を経て、僕は石の異変を少しも見逃すまいと全神経を集中させた。すると、今まで気づかなかったことに、耳が気づいた。石を叩く位置を少しずつずらしていくと、こんな風に音が変わることがあるのだ。
カチ、カチ、カチ、”コチ”。
「カチ」っと響くものが普通の音であるのに対し、最後の「コチ」は、くぐもっていて反響しない。どこか不穏な感じがしてその位置をよく見てみると、なんと小さなヒビが入っていた。この音は、「もうそこの個所を叩いてはいけないよ」と教えてくれる石の声だったのだ。
ああ、僕の理想の形に当てはめようとしてはいけないのだなと思った。ちゃんと石の声を聞き、「どんな形ならなれるのか」を知って、こちらの理想との間にあるはずの妥協点を探っていかなければならないのだ。

2章 石斧に宿った魔力

これってアレではないだろうか。

しくみは世の中と話しながら作るものじゃ。

家康様のお言葉

政治も、子育ても、モノ作りも、すべからくこーゆうことなのかもしれないナ・・・と思った。


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