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④『法の歴史大図鑑 世界を知る新しい教科書』ポール・ミッチェル(2024・河出書房新社)
2章中世ゾーンが終了(500〜1470年)。ヨーロッパ中世は神様法の時代。
トマス・アクィナス(『神学大全』)のところでまた自然法が出てくるんだけど・・・・
「人間は自然に組み込まれた自然法を、神の命令を通して発見する」
神の命令って何?
法で取り締まられる悪いこと。
詐欺、強盗、殺人、飲酒運転事故のもと・・・・どーして浮気不倫は法律で取り締まられないんだろう? なんで不貞はセーフなんですか、先生っ。
ラテン語や英語での意味は「七つの死に至る罪」だが、罪そのものというより、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指すもので、日本のカトリック教会では七つの罪源(ななつのざいげん)と訳している[1]。
欲・感情。理性的じゃないモノが罪源。強欲で罪深くて良からぬ感情にまみれながら生きているのが煩悩担当の人間、この真逆の崇高なところにおられるのが理性担当の神様、とゆーことなのでしょうか。
中世の崇高神様法から神様成分を削ったのが現代の法律なのかな?
そういえばイジメや虐待は取り締まりが緩いよね〜。
そうでした。親告罪でしたね、山崎先生。
法律って幅広すぎ、奥深すぎ、難しすぎ。法律家の先生って凄い。