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#5 大前粟生さんの本を読んだ話 | クロ

最近の朝の日課。
仕事がなくても6時半とかに目が覚めるから、
(仕事ある日は7時半起きとか)ヒヤシンスに水やって珈琲とヨーグルトとナッツ食べてる。

2/11 am10:00のヒヤシンスです。
へんな反り方してるけど可愛いやろ?

ジェンダー論について。
立ち読みした本が性別X(男女どちらでもない中立性別)の方が語ったものだったんやけど、人間は「男」と「女」とか「白」と「黒」とか二分化したり枠にはめたがると言っていた。

そうすることで自分とは違う他者を見下したりすることで安心するからなのかなあ・・・。自分を守ってるのかも。

友達関係、そもそもの社会生活における全ての人間関係においてなんとなく生じてしまう上下の関係、マウントの取り合いはやっぱり居心地良くないよ。

それはそうと、最近よく読書をするようになった。
(村上春樹の色彩を持たない多崎つくる~を2日で読み終えたこと報告したらびっくりしてたよね笑)

小説やエッセイ、政治に関する本を手当たり次第に。

この前書店でふと目についた本を読んだんやけど、
(その本はサイン本とかできっちり封がされていて
中身が見えなかった。)お気に入りの箇所をいくつか見つけたからシロちゃんに話したい。

『岩とからあげをまちがえる/大前粟生』という本。

以前に購入した同著者の『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(この物語の舞台が私たちの母校!)の文体が優しくて、好きだな~と思ったからこれも気になって買ってみた。

超短編集でそれぞれ詩的なんやけど、
下二つは私が気に入ったもの。

暗やみとみちこちゃん
暗やみにみちこちゃんがのまれる。暗やみがみちこちゃんになる。どこにいるの~と声をかけると、「ここだよ~」と、どこからでも声がする。
キャベツとみちこちゃん
ベリベリと大きなキャベツをめくって顔にかぶせる。「キャベツ仮面だよ~」とみちこちゃんがいう。泣いてても仮面でわからないから、キャベツ仮面は悲しそうなひとを見つけると、キャベツを貸してあげる。

何回も読み返した。
これからキャベツを切るたびに思い浮かべるのかも。

作者が京都在住らしく、鴨川沿いでお菓子を食べながら担当者さんと打ち合わせする中で出来上がった作品らしい。

また2人で鴨川でのんびりしよう。


クロ。

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