青森の魅力に触れる
前回のnoteも読んでもらえると嬉しいです。
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今回の旅は青森駅に行くのが目的みたいなところがあったので、ここに行きたい!とか考えていなくて 2日目は青森と言えば?と聞かれれば必ず出てくるであろう王道スポット巡りをすることにしました。
ちなみに今回お世話になったホテルはここ。
朝食のりんごメニューがどれも美味しくて感動。
りんごカレー、りんご入り白和え、りんごサラダ、自家製りんごジャム、りんごジュース、りんごシャーベット、りんごのパウンドケーキ、りんごゼリーなどなど。海鮮もあったけど、ホタテが名産なのも分かっていたけど、とにかく私はりんごに釘付けでした(笑)
朝からりんごパーティー!ごちそうさまでした。
では、青森観光スポットめぐり出発です。
城ヶ倉大橋~奥入瀬渓流~十和田湖と観光タクシーで回ります。
最初に行くのは 城ヶ倉大橋です。
全長360メートル、アーチ支間長255メートルで上路式アーチとしては日本一の長さ。谷底から橋までの最長の高さは122mあり見下ろすと心臓がキュッ!となる高さです。橋は車道ですが、両脇に車道との段差を設けた歩道があるので歩いて渡ることもできます。
ここは紅葉が最高にきれいなんだそうです。
紅葉より新緑派のくろしおですが、紹介写真などを見てみると、心臓がキュッ!(←2回目(笑))とする高さから広がる一面の紅葉は見てみたいと思いました。
この渓谷も長い年月をかけて水が流れたことにより侵食されてできた川で流れる水は強酸性。なので魚などの生き物は生息していないそうです。
生命の源とも言われる水に生き物が生息できないってことは生態系が築かれにくく、ここに元々息づいていた樹木や地殻変動だけで形成された姿なんでしょうね。不純物ゼロに近い自然が360度一面に広がっているさまは圧巻です。これからも長い年月を経て姿かたちが変化していこうとも人々を魅了し続けることは間違いないでしょう。
次は奥入瀬渓流を通り抜けます。いくつかのスポットは停車して下さり近くで見ることもできました。
ここの木々は美しいぐらいに真っ直ぐ伸びていて整列しているように見える。さらに葉が道路側にお辞儀するように茂っているんです。木のトンネルみたい。ここを車で通り抜ける爽快感。たまらない。
ここは、渓流だけでも周りの森林だけでも成り立たない景勝なのかもしれない。
この生き生きとした木々はこの清流があってこそ。渓流がすばらしく見えるのは、その生き生きとした木々が太陽をほどよく遮り自らの葉の色を降り注ぐ光に乗せ、清流をさらにキラキラさせている。
ぜひ行かれた時は、川のせせらぎばかりではなく、上を見上げて樹木の息吹もたくさん感じて欲しいです。
お互いが引き立て役なのかもしれないなぁ。こんなベストカップルのような景色は初めて見たかも。大きな深呼吸を何度もしたくなるような場所でした。
最後は十和田湖に行きます。
十和田湖は火山活動で形成されたカルデラ湖。奥入瀬渓流の源にもなっています。
と、ここでこんな物を発見。
十和田湖は青森県と秋田県の県境にまたがって広がっている湖なんです。
面積的には青森県6 秋田県4 の割合だそうで2つの県で協力しあって十和田湖の自然を守っているんだって。秋田名物があってもおかしくない~。
ここのきりたんぽ美味しかったです。おすすめ!と、すすめておいて写真撮ってなかった。ごめんなさい(汗)ちなみに、こちらは子ノ口の方にあったお店です。
十和田湖には流れ込む河川がないのだそう。
逆に十和田湖から奥入瀬渓流へ流れ出る水流だけ。湖の水は外輪山※の木々に貯えられた雨や雪が貯まったもの。外部から何も入ってくるものがないからこれだけ水が澄んでいるのかなぁ。その水が奥入瀬に流れてくるのだから、それはきれいなはずですね。
※カルデラの縁にあたる山
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梅雨の晴れ間とはいえ、山の頂上付近は雲が多く、八甲田の山々をなかなか望めなかったのですが、最後の青森市街に帰る道中で姿を見せてくれました。
よく観光案内などで八甲山と紹介されていますが、“八甲田山”と言う名称の山はないんですって。
いくつもの火山郡地域をまとめてそのように呼んでいるそうで、正式名称は「八甲田連峰」だそうです。
(ちなみに、くろしおnoteによく登場する
富山県の立山連峰は“立山”と名のつく山が存在します。)
広大な自然の中のスポット巡り。とても奥が深く内容の濃い一日を過ごす事ができて大満足です。
青森の自然は、周りを寄せつけないほど地に根付いた強い生命力のみで築かれていると言ってもいいほどの環境の中で成り立っているんだなぁと感じました。
成り立ちや在り方を知りながら眺めると見方が変わってくるものですね。
地元の方のお話しを聞けるのは、旅のいいスパイスになりました。
そろそろ旅も終盤。
お天気も下り坂です(苦笑)
くろしお
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