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同期のアニキ。
今日は同期と飯に行っていたらこんな時間になってしまった。
この間は忘年会だが、今回はクリパということでいいのだろうか。
メンバーは空聖(そらひじり)、みうらちっち、明日野ヒロインである。
みうちっちや明日野ヒロインはよく会うが、聖さんと会うのは多分2、3年ぶりだ。
そもそも「聖さん」と同期なのにさん付けで呼んでいる。
これは別に仲が悪かったり距離感があるわけではない。
むしろ聖さんのことはすごく慕っているからこそ、さん付けなのである。
聖さんは俺より6つ歳上だ。
俺は19の時に養成所に入ったので、当時は周りと比べてかなり子供だったしお酒も飲めなかった。
それに比べて聖さんは社会人も経験しているし、俺が憧れるロン毛だし、めちゃくちゃオシャレでかっこいい。
当時の聖さんの相方よしきさんと、聖さんの2人は俺にとってアニキ的な憧れもある存在だったのだ。
だからこの2人のことは同期でもさん付けしている。
歳上だからと言って、同じく6つ上のみうらっちと鼻矢印永井のことはさん付けしていないし、16個上のデイジーのことも呼び捨てである。
尊敬や慕う気持ちがある人にだけ、自然とさん付けになるのだろう。
今日はそんな聖さんと飯に行けて嬉しかった。
ちなみに飯代は貸しがあるみうらっちに奢ってもらう予定だったが、聖さんが全員分出してくれた。
こういうところも、やはりアニキなのである。
帰り際。聖さんが
「壱晟(俺の名前)が20歳になったら酒飲み行こう言うとったやん!まだ行ってないで!」
と言ってきた。
今日はノンアルだったので、確かになんだかんだ聖さんとは飲みに行っていない。
もちろん「また飲み行こ!」と返した。
そもそもこんな約束を覚えていてくれていたことが嬉しい。
20歳になったらと言っていたが、19歳だった俺はもう24歳。
そして聖さんは30歳である。
より一層と年の流れの速さを感じた年末だった。
おしまい。