
ベランダ稲作:経過20週間【最終回】
遂に最終回!20週って、簡単に言えますが、約5か月間ベランダで米作りをしてみて色々と学びがありましたが、それは置いておいてこの最終回では、脱穀、籾摺り、精米、そして炊飯までをお伝えしたいと思います。
JAのサイトは本当に参考にさせて貰いました。
乾燥
先週もお見せしましたが、こんな感じで約3日間天日干しをしました。
脱穀
そして、次の工程は脱穀です。
乾燥した稲からお米の粒を取りだすのが脱穀です。お椀でゴリゴリと擦り落す感じでやりました。
脱穀してます(^-^) pic.twitter.com/OtqCHvynnc
— 黒坂宗久Ph.D.@Evaluate (@munehisa_k) October 2, 2021
脱穀した時に、お米がうまくできていない籾だけのものも取れてくるので、優しく「ふ~」って息を吹きかけて、籾だけのものをざっと選り分けています。上が籾のみで、下がお米が入っているものです。
脱穀後の写真がこんな感じです。やはり、1番~3番での収量が多い!日当たりが本当に大切なのが分かります。この時点ですでに感慨深い!
穂の数が多いから良いという訳ではないのが良く分かると思います。例えば、2番と4番は穂の数が大体20本で同じとすると、脱穀後のお米の重さが4倍も違います(20gと5g)。
籾摺り
脱穀が終わると、次の工程が籾摺りです。籾摺りは、籾を取る工程で、玄米が出現します!最初は、すりこ木でやってたのですが、最終的にはボールが最高にやり易かった。ただ、物凄く力が必要で、現代機械化されているのは本当に凄いことだと実感しました。
籾摺り開始。 pic.twitter.com/LQQzdGohEA
— 黒坂宗久Ph.D.@Evaluate (@munehisa_k) October 2, 2021
こっちのボールの方が籾摺りしやすい。 pic.twitter.com/LdqzqK9u6Z
— 黒坂宗久Ph.D.@Evaluate (@munehisa_k) October 2, 2021
で、最終的に「52グラム」の玄米が収穫できました。
正直こんだけかよ~って思いましたが、
大収穫じゃんと家族に言って貰えたのは本当に嬉しかった!
精米
玄米でも良いかなと思ったんですが、やはり精米を手でやって見たくてやってみました。これかなり大変…
こんな感じで精米開始。 pic.twitter.com/DMm6FcpYBz
— 黒坂宗久Ph.D.@Evaluate (@munehisa_k) October 2, 2021
かれこれ2時間くらいはキュッキュとお米を突いたでしょうか。瓶の底には、糠が見えるようになりました。
炊飯
1合にも満たないので、リアル田んぼで田植えして稲刈りしたお米と混ぜて炊くことにしました。
洗米はかなりしました。洗っても洗っても、滓が出てくる感じで、野性味といかそういった力強さを感じました。
黄色いのが私がベランダで育てたお米たちです。
そして、これが炊きあがったご飯!家族みんなで朝ご飯にして食べました。美味しい美味しいと言って食べて貰えて本当に嬉しかったなぁ。
もちもちしているなかに、たまにポリっと固いやつがいたり、この感触は私のお米だなって分かったり、いつもよりも良くかんで食べている自分がいたり、本当に楽しい朝食となりました(^-^)
5月16日にベランダで田植えしてから、20週色々と楽しかったです。まあ、買った方が色々と安いのは分かっていますが、このベランダ稲作をやって良かったなぁって思っています。そんな話はまた別の機会に書きたいと思っています。
稲の苗が、水と太陽で大きく育ち、首を垂れるほどに実り、収穫され、そして脱穀、籾摺り、精米をしてやっと私たちの食卓へきているという当たりまえのことを5か月かけて再認識することは、私の人生にとって本当にプラスになるだろうと思っています。
愉しい20週間でした!最後に、稲の成長写真をもう一度載せて終わりにしたいと思います。読んでくださった方々、ありがとうございます~!
これまでお送りした第1週~第19週のnoteは以下になります~。
いいなと思ったら応援しよう!
