第10回就活報告note 5月の本選考ラッシュ
就活報告の記事をつらつらと続けていますが、実はこの時点で5月に入っています。この時期は就活も中〜終盤で内定が出ていなく、非常に苦しい時期でした。
当時は生活費のために週3でアルバイトしていたので、皆さんは計画的にお金をためましょう!(特に一人暮らし勢)
就活にかかるお金については下記の記事が参考になるので見てみてください!
第1回の就活報告はこちら!🔽
1.就職活動のために行ったこと
パーソルプロセス&テクノロジー説明選考会
リクルートに次ぐ人材業界2位のパーソルグループのIT企業です。
①会社説明会
創造的な業務に注力できること、新しい働き方、働いて笑おうの3つをビジョンとして実現することを掲げており、そのために事業領域としてSI、システムソリューション、人事コンサルがそれぞれ存在する。
《SI事業》
ブリッジSEという日本と海外企業をつなぐ役割を果たしながら、オフショアの段階で製品イメージのブレを抑えることを特徴に事業を進めている。
《システムソリューション事業》
市場ライフサイクルに合わせて業務プロセスのデザイン、インフラ、セールス&マーケティングの3分野で顧客企業先に常駐しながら働く。
《人事コンサルティング事業》
一番志望度高かったのですが、すでに終了しているとのこと…
最後に組織の中での立ち振る舞いに関する適正検査がありました、分析好きや仕切りたがりのような感じです。私は仕切りたがりでした。
②一次面接(集団)+WEBテスト
学生4、面接官1の集団面接でした。
自己紹介で趣味と前述の適性検査の結果を報告し、次に学生時代頑張ったこととその深堀りを行うというものでした。
メンバーは中国からの留学苦学生、実家の自動車を壊してローンを払ってる苦学生、一人暮らし予定による苦学生、と私のチーム苦学生でした。
自動車壊した方から3人連続で頑張ったことはアルバイトでした。
そのためお金の話がよく出る集団面接でした笑
私は研究の話をしたので他の学生と被らなかった点は良かったです。
一方、自分が面接官に近い距離だったこともあってか、話している途中に目を何度かそらされたので、その点は距離感が合わないと考えられたかなと思いました。
加えてwebテストを受験しました。初見のものなので形式はわかりませんでしたが、論理テスト、SPI筆記テスト、性格テストでした。
《結果》
結果は面接、筆記テストどちらも通過してました。
SPIが時間足りず、性格テストも少し矛盾が出てしまったように思います。
感覚だと8割は取れたので、なんとか及第点だったと思います。
船井総合研究所リクルーター面接
面談の目的としては船井総研のことを好きになってもらいたいとのこと
新卒入社7年目のグループマネージャーで、不動産企業相手にコンサルティングをメインに新規事業を3つ作ったとのこと。
船井総研に入社した経緯を伝えられる。祖父が経営者、中学の頃偏差値70で全国100位以内だった。サッカーのクラブチームに入り成績低迷→高校受験で専修大学松戸→サッカー全国行く→大学は普通→就職氷河期→就職活動は自分高めるにはいい機会だと感じていて、その中で船井総研の面接練習会参加した。そこで厳しいフィードバックを受けたのが印象に残っていた。
創業者である船井さんの本読み、自分もなにかの分野でプロになりたいと感じたこと、人の魅力から船井総研に入社すること決意したそうです。
命のバトンをもっとよくして次に繋げたいと思って仕事をしている。
話を聞いてとても情熱的な方だと感じたし、自分もそれくらい仕事にのめり込めるような人になりたいと素直に感じました。
①面接
Q:船井総研の志望度はどれくらい?
第一志望群です。(性格的に気持ちよく第一志望とは言えない、、)
Q:他はどんな企業を受けてる?
コンサルティング会社やIT企業を中心に受験しています。
Q:なんでコンサルティングやりたいの?
企業の成長を支援する仕事に携わりたいから。また、母子家庭で育ち苦労した経験があり、反骨精神から厳しい環境で成長したいと考えているので、クライアントワークの場で自分を鍛えたい。
Q:コンサルティング会社の中でも何で船井総研?
成功事例を体系化することで短い期間でも成果を出すコンサルティングができる体制が整っている。私自身将来的にはコンスタントに結果を出し周囲の期待に応えられる人になりたいので、御社で働く中でノウハウを体系化する力を盗みたい。
期待に応えたいって言ってたけどSIerとコンサルどっちいいとおもう?
コンサルティングのほうがいい。理由はシステム開発だとシステム開発など顧客折衝ではなく内向きの業務が多く発生するため。
《フィードバック》
丸暗記ではなく、その場で考えて回答しているところ、負けず嫌いだといいつつもガツガツしてないところが好印象。また、次回面談までの宿題として、創業者の船井幸雄さんの本を何冊か読んでくるように勧められました。
ソフトバンクテクノロジー1次面接
通信業界の3大大手キャリアの一角であるソフトバンクグループのIT企業です
個人面接で面接官が人事の方。初めにアンケートに答え、アンケートの回答内容について面接官の方からの質問に答えるという内容でした。
Q:ゼミナールではどんなこと頑張った?
学部内の研究発表会に向けて1年間の研究活動を行った。
論文や授業の資料を読み込み、チームメンバーと議論を重ねた結果、最終的には最優秀賞を頂くことができた。
Q:なんで厳しいゼミを選んだの?
前のゼミがおだやかな雰囲気で、活動回数も少なかったこともあり成長を実感出来なかったから。
高校時代のの部活動の経験から、厳しい環境の方が辛くはあるが、多くの学びにつながると考えてより厳しいゼミに入り直しました。
Q:アルバイトはどうだった?
WEB系の企業で法人向けのインサイドセールス業務を行った。テレアポや課題のヒアリングを行い、営業にパスするという業務を行っていた。
Q:色々な活動やってるけど時間管理で工夫したことある?
朝弱いのと、朝食を考える時間節約のため毎朝レトルトカレーを食べてた。
あとは授業で課題が出されたら直後の空きコマに仕上げることも実践していた。
Q:今までの全部の活動の中で仕事に役立てそうなことある?
何事も主体的に取り組んできたこと、積極的にアウトプットして改善していく姿勢は仕事をする上でも意識していきたい。
Q:業界はなんでコンサルティングも見てるの?
企業の可能性を広げることに関心があり、深いところに携われる。
ITも業務を支えるインフラ部分なので手法は違っても目的は同じ。
Q:志望動機ソフトバンクグループのイメージはどんな感じ?
孫さんが一大で立ち上げた企業で勢いがある。(圧倒的に企業研究不足でした…)
Q:仕事をやるとしたらなんの分野で仕事がしたい?
クラウド分野に関わる仕事がしたい。インターン先がクラウドサービスを提供している会社ということ、他社のSIerも見ているが今後は多くの企業でオンプレミスのシステムからクラウドサービスへの切り替え需要が起こると考えられるため。
Q:2日後に結果通知が来ており、結果は落ちてました、
志望動機出なかったことが悔やまれます、、大卒の男性は例年5人以下しか採用しないようなので切り替えていきます。
ベクトル会社説明会
①PR業界説明
PRは第三者の声を借りて情報の価値を高めることを指します。よく比較される広告との違いがいくつかありますが、広告は認知を目的としてあらかじめ決まった広告枠の中でCM等の制作を行いますが、PRの場合は商品、サービスの理解と信頼を得ることを目的としており、その手段となる施策は様々です。
施策を実行するかどうかはメディアの中の人次第となります。クライアントは行政からNPO、企業、個人であり、PRする対象はクライアントの広めたいものすべてなのでほとんど決まった枠組みのようなものがありません。
PRの価値は取り上げられたメディアの数によって算出される広告価値(どれだけバズったか)というものに換算されるのですが、広告では数億円分の価値をPRでは数百万で出せるなどのポテンシャルを持っていることが大きな特徴です。
広告とPRの違いは下記の記事にわかりやすく図解されているので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください!
②会社説明会
ベクトルはPR業界国内1位、世界16位の企業です。募集職種はPRコンサルタントで業務はアカウント(ヒアリング、分析、企画)、コンサル、メディアプロモーションの流れで進み特に分業はしていないとのことです。
最新の事例として乳がんを乳房の切除せずに治療する陽子線治療という技術をPRしているそうです。知識として知っているか、知っていないかで患者の方へ与える影響の大きさは多大なもので、社会的な意義のある仕事だと感じました。
今年の新卒が長期インターン先の同期で、1月頃にインターンの推薦枠をくれたのですが、参加しとけばよかったと後悔しました。
隣の席に座っていた学生ががOB訪問した際に、社員の方がベクトルは動物園と表現されていたそうです。多様な人がいるってことですね
リクルートマネジメントソリューション座談会
学生20名、社員5人の座談会でした。時間が長く質問の量も膨大なので役に立ちそうなものだけ抜粋して書きます。
《座談会》
Q:コンサルのプロジェクトは1つあたりどれくらいの期間ですか?
人事制度に関するものは2年程度、社員のモチベーション等を調査するサーベイは半年くらい。プロジェクトは6~7つを平行してやる。
Q:内販と外販の比率どれくらいですか?
仕事はほとんど外販、ただし引き合いが多い(リクルートから降りてくるものは少ない)
Q:開発職の業務内容はどういった内容ですか?
ワークショップや企画などの実際にクライアントに提案するものを作る。
人によっては営業同行も結構する。
Q:開発職と研究職の業務内容の違いはどういったところですか?
研究職は企画の種となる最新の技術を研究したり、海外の学会に参加して持ってくる人達、開発職は前述の通りワークショップや企画などのクライアントに提案するものを作る。
Q:就活をしていた当時の軸 はなんでしたか?
モノで一時的にではなく、人に価値を届けたい。元々組織に興味があった。
Q:面接で営業同行した時、どこ見てましたか?
経験から何を学び、これからどう生かすかをちゃんと考えていること。PDCAサイクル
Q:仕事で大失敗した経験はありますか?
小さいのはあるけど失敗らしいものはない。
おせっかいな社員が多いので、未然に防がれる。
Q:どのような割合で配属が決まりますか?
初期配属はほとんどが営業、コンサルと開発がちょいちょいいるくらい。
《開発職の方が話してくれた小ネタ》
今の学生は昔と比べて価値観が現実的で、働くことに関しても昇進や賃金ではなくやりがいや成長、自己実現を志向する傾向にある。その背景はテクノロジーの変化によって過去の20年に相当する変化が1年で起こる不確実性の高さと不景気の時期に生まれたから。
また、現代人情報過多で選択する時間が少ない。情報の取捨選択能力の向上で物事の面白さを以前は1分かかったものを8秒で認識できるようになっているそう。(その分1つのものに集中する力は低下している。)
面談を終え、ESを通過したのですが、SPIの性格検査で寝落ちしました。
7割くらいは回答終わっていて、自動送信されていたのですがどうなんですかね、、
2.選考の進捗状況
マイナビ⇒ES⇒説明選考会(7月20日)⇒3dayインターンシップ参加(8月22〜24日)⇒面談案内来ず⇒再度インターン(9月19〜21日)⇒個人面談(10月1日)
みずほリサーチ&テクノロジーズ⇒ES提出⇒1dayインターンシップ(10月5日)⇒面談⇒グループディスカッション
マクロミル⇒説明会⇒一次面接⇒二次面接⇒OB訪問⇒二次面接結果待ち
リクルートマネジメントソリューションズ⇒説明会参加
ベネフィット・ワン⇒説明会選考会(説明会、筆記試験、一次面接)⇒通過⇒2次面接
船井総研⇒ES通過⇒webテスト(C-GAB)通過⇒AIマッチングテスト(5月2日)⇒リクルーター面談待ち
パーソルプロセス&テクノロジー説明選考会(適性検査、集団面接)⇒WEBテスト⇒二次面接
ソフトバンクテクノロジー⇒1次面接⇒落ち
ベクトル説明会⇒グループディスカッション
《選考を終えた企業》
マイクロアド⇒合同選考会⇒⇒落ち
エイチーム⇒合同選考会⇒⇒落ち
IDOM⇒合同選考会⇒辞退
ビズリーチ⇒インターン説明選考会⇒落ち
オプト⇒インターン説明選考会⇒落ち
フルスピード⇒1dayインターン参加⇒叙々苑⇒秋インターン⇒一次選考免除⇒2次面接⇒辞退
IBJ⇒ES⇒2dayインターン参加⇒優先選考案内あり⇒辞退
イトクロ⇒ES⇒落ち
リブセンス⇒辞退
コロプラ⇒辞退
3.選考の改善点と改善策
ソフトバンク・テクノロジーの面接落ち理由
完全に油断していました。通常一次面接は自己PRと企業選びの軸くらいしか聞かれることがないのですが、ソフトバンクについての印象など志望動機に近い質問を受け、準備ができていなかったため撃沈しました。
大手グループの企業を受ける際にはグループ全体の理念や事業領域、ニュースなどを調べて、語れる状態にしておくべきだと感じました。
4.次のアクション
今回の報告は以上です!読んでいただきありがとうございました!
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