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自動車ハンドルテーブル

車のハンドルにテーブルを付けたい


日頃の仕事のお昼休憩でお弁当を食べる時にあると便利なハンドルテーブルを発見しました。簡単に手頃に素早く取り付けられて、素早く取り外せるハンドルテーブルです。これがあれば昼食時のお弁当も、小型ノートパソコンやタブレットもキーボードも置けて簡易的に仕事もできます。

某大型ディスカウントショップで2480円で見つけて速攻で買いそうになりましたが「ちょっと待って、これ以上に安い商品があるのでは?」と思いその場は欲しい気持ちをグッと我慢します。

ネットショップで色々あれこれ探してみましたら結構な種類があるんですね。色々な取り付ける方法が違ったり、テーブル機能もちょっと違ったりで痒い所に手が届くといったような種類豊富で自分に合った物を選べそうです。お値段も様々でしたが、値段と機能のバランスを考量して1600円の樹脂製のものを購入しました。

レビューも一通りいつものように確認してハンドルの角度によっては水平にならない。使えない等の意見もありましたが、自分の車に合うかどうかは取り付けてみないとわからないということで購入してみました。ちなみに取り付けて使用したい車両はハイエースです。建設現場では一番多くみられる車両だと思います。ハンドル角度は何度なのか?と調べることまではしませんでした。

ハンドルの角度に合わない商品

商品到着後に早速試しに取り付けてみました。レビューでも合ったように、自分の車両のハンドルの角度には合わず、手前が跳ね上がった状態です。ハイエースのハンドル角度はわりと思った以上に角度がついていました。このままではハンドルの方にお弁当箱が滑って中身が溢れたり、パソコン使用ならキーボードは打てたもの意ではありません。大人しく家や事務所に帰って使用することになりそうです。

そこで、今回もせっかく購入した商品ですし買い直すのは勿体無いので購入したこの商品を最低限に使える所まで加工していきたいと思います。

商品の性質を見極める

今回の商品に材質はABS樹脂と記載されています。中は空洞みたいで一枚板のように重量もない簡易的な作りになってます。値段相応というか重いものを置けば当然ながら適応重量を超えれば製品自体が重量に負けて支えられずに変形してしまします。今回の商品の耐荷中は5kgのようですので、それ以上の重さのものを置けば重さに耐えかねて変形などしてハンドルからテーブル自体が外れるなどのトラブルになります。

しかし、重量に負けて手前に変形していくという原理を利用して今回は自分の車両ハイエースのハンドル角度に合わせて加工できるのでは?と思いました。


あえて変形させての加工を試す

重量が大きければ大きほどテーブル自体の耐荷重制限を上まって変形していくので、今回は普通に取り付けて手前が(自分の体の方向)跳ね上がってしまうので、重い重量のある物を乗せて水平に出来るだけ近づけるようにしていきます。

まずは手で押して変形を試みました。変形を通り越えて割れてしまったり、引っ掛かりがおかしく変形してしまって取り付けられなくなるのかと心配もしましたが、意外と掛の部分はしっかりと引っかかっていて、テーブルの台だけ力に押されて水平に近くなる所までは曲がりました。ただ、樹脂系ということで製品自体に戻る力が発生して下の角度に戻ろうとします。商品自体は真っ直ぐな平らなテーブルなので、当然ながら元の平らな形に戻っていきます。

抑えればハンドルに取り付けても水平付近んまで曲げられるが、手を離せばもいとの跳ね上がった角度に戻ってしまう。「ならば、押さえつけた角度で固定されていればいいのか」と解決策ができました。

次はどのように曲げた状態を維持させれのか?が課題になります。

熱で炙って製品自体を引き伸ばす


まず考えたのは、必要以上にテーブル自体を思いっきり押さえて戻る力の反発以上に曲げてしまえば戻った所が水平付近に止まるのでは?と思い試してみました。

曲がる角度は極端に急にして暫くはその状態で保持してみます。二、三分ほどは維持したままで試してみましたが、やはり時間が経つと元の平らな状態へ戻ってしまいました。

なので今度は押し込んだ状態で曲がった部分というか変形した部分をヒートガンで炙ってみます。ヒートガンとはドライヤーのようなもので高熱風を出し続けるという電動工具です。主にステッカーやシール剥がし等で使用してのりの部分を剥がすといった用途で使用したりします。

樹脂系はなんでも伸びたり曲がったりすると思っているのでとりあえず試してみます。(伸びたり曲がったりは製品自体の特質があってるのかどうかわかりません。間違ってるとも思いますのでご注意ください)

ヒートガンで根気よく炙り続けてると、押し込んでる力がどんどんと軽くなってくるので「これは伸びてるな」と感触がありました。※あまりあぶりすぎると熱風で製品が溶けてしまうので注意が必要です。

今度はこの伸びうてる状態をいかに固定した状態にするか?ですが、炙り込んでる部分に水タオルで急激に冷やしてみました。戻る力の反動はありますが、炙る前よりも戻る力は明らかに弱くなっています。結果としては製品自体は伸びて変形した事だと思います。炙って変形させて急激に冷やすを繰り返して、ハンドルに取り付けてみて角度を確認してを繰り返して、そこそこ実用的な水平に近い所まではできました。時間によって元に戻るかもしれないと様子を見てましたが、少しは戻っていきましたが元の状態までは戻らなかったので今回の加工は成功できたと思ってます。

今では、昼食時に使用したりタブレットでキーボード使用で実用的に使えています。せっかく購入した物ですし、少しの手間を加えて実用できるのであれば損はなかったと思えますね。

今回の使用工具 ヒートガン メーカー不明 昔にホームセンターで2000円位で購入した物

ハンドルテーブル ネットショッピングで1600円

試した車両 ハイエース6型 super GL

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