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【映画メモ】セーヌ川の水面の下に【#59】
解説は映画.comさんより
パリのセーヌ川に出現した巨大ザメが巻き起こす恐怖を、環境問題を背景に描いたパニックスリラー。
海洋生物学者のソフィアは太平洋ゴミベルトに生息する巨大ザメを追跡調査していたが、そのサメに襲われてパートナーや仲間たちを殺されてしまう。3年後、パリで暮らすソフィアのもとに若き環境活動家ミカが現れ、ソフィアたちを襲った巨大ザメがセーヌ川にいることを知らせる。折しもパリでは、トライアスロン世界大会の開催が目前に迫っていた。さらなる惨劇を阻止するべく、セーヌ川を管轄する水上警察と協力して巨大ザメの調査に乗り出すソフィアだったが……。
「アーティスト」「ある過去の行方」のベレニス・ベジョが主人公ソフィアを演じ、「FARANG ファラン」のナシム・エリスが共演。「ヒットマン」「コールド・スキン」のザビエ・ジャン監督がメガホンをとった。Netflixで2024年6月5日から配信。
巨大ザメパニック映画です。サメはジョーズ以来、一定数の恐怖映画が作られてる印象です。
ジョーズも良いのですが、僕は『ディープ・ブルー』が結構好きです。
太平洋上に建造された、海洋医学研究施設(アクアティカ)。そこでは、凶暴なマコシャーク(青鮫)の脳組織から新薬を製造する研究を行っていたのだが、研究を急いだスーザン博士が鮫のDNAを操作したために、サメは巨大化し、高度な知識を持つ新種と化してしまったのだ!
それと、ジェイソン・ステイサム兄さんが出てる『MEGザ・モンスター』です。
大陸から200キロ離れた海洋研究施設から、潜水した探査船が未知の海溝を発見。しかし喜びもつかの間、船は未知の海域で消息を絶った。潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、救助に向かった先で、生物学の常識を超えた“モンスター”=MEGに遭遇。200万年前に実在し、絶滅したとされるその巨大ザメは、ジョーズの3倍以上の大きさで船を破壊し、研究施設を壊滅。そして陽光まばゆいビーチまで浮上してきた…。ジョナス率いる海洋エキスパート・チームは、この究極の危機をどう乗り切るのか?いまだかつてない海洋パニックアクションを目撃せよ!
この2作に比べると、ちょっとおバカ映画感がぬぐえないというか、B級色が強い気がしました。2024年公開なので、オリンピックも揶揄している感じだし、ところどころの詰めも甘い感じ。予告はよくできてます。見たくなります。
サメ映画としては十分楽しめます。もちろん定石通り、最初は危機を訴えても誰も信じてくれなくて、一部の人たちがおせっかい的にみんなを助けようとして。途中に環境保護団体とかがサメを守れ!って邪魔してくるのですが、案の定サメに食われて死んでいきます。最後にはだいたい色々ミラクルが起きて、やったー!となるはずですが、そういう終わりで良いの?という終わり方です。その水はどこから出てきた!というか、趣旨が変わっとる!という感じの終わり方です。是非自分の目で確かめてみてください。
途中で、というか結構大部分に環境保護活動家がストーリーに絡んでくるんですが、熊の駆除に文句言ってる奴らも含めて、危険動物に近づいたらどうなるか、そんな動物と背中合わせで生活しないといけない人の苦労がなぜ想像できない!安全圏から文句言ってないで現場位行けばいい!そして映画みたいに食われる人が出てきたらどう感じるか経験してみろ!って、多少現代の社会問題も頭に浮かびつつ楽しめました。どう考えてもあの女の子はグレタさん。
なので、環境保護活動家の人は見ない方がいいです。
おわり
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