【読書メモ】はじめての構造主義【#45】
かなり前に内田樹さんの「寝ながら学べる構造主義」を読んでいましたが、ぶっちゃけレヴィ=ストロースの名前と、ブリコラージュという言葉を覚えただけで、結局構造主義ってなんなんだろう?と思ったままでした。
ちなみにブリコラージュというのは、
レヴィ=ストロースの「野生の思考」の中で、未開の人たちが
ということでしたが、はじめての構造主義を読んでみると、それより神話の分析とかマルクスの話とか書いてよ!って思いました。
構造主義っていうのは、最初は、ブリコラージュのこともあって文化人類学的な話だと思っていて、そのあとは内田樹さんがフランス文学者と名乗っているので、文学とは思わなかったのですが哲学的な何かかなあと思ったりもしましたが、最終的に「はじめての構造主義」を読んで、構造主義というのは数学と関係が深い話なんだなというのが分かるようになりました。なので、文系よりも、理系の人の方が馴染みやすいように感じたので、ポスト構造主義が云々という感じで、構造主義は終わったのかな〜と飛ばしてしまわないで、もう一度構造主義の中をじっくりと勉強してみたいと思いました。
ちなみに、この本の初版が1988年で、著者がいきなり「ポスト構造主義ですら既に古いのです」と書いているので、そんなに思想って移り変わってるのねと思いつつ、いろいろ勉強しがいがありそうです。
おわり
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