【映画メモ】ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人【#69】
解説は映画.comさんより
ジョニー・デップが出ていてびっくりしました。映像が美しかったです。
デュ・バリー夫人と言えば、『ベルサイユのばら』とか『イノサン』とかソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』とか、あまり良い描かれ方をしていないものを見ていたので、そういう先入観を持っていましたが、この映画を見てすっかり見方が変わってしまいました。
知的だったという部分を分かりやすくするためか、本当だったのかは分からないのですが、映画の中では知的好奇心の旺盛な読書好きな少女で、時間があれば本を読んでいるような描かれ方をしていました。
マイウェンという女優が演じていましたが、絵画とは全然似ておらず、ちょっと微妙な感じがしましたが、マリー・アントワネットを演じたポーリン・ポールマンがあの絵画のマリー・アントワネットにそっくりすぎてビックリしました。
映画はルイ15世が亡くなったところで終わってしまいましたが、史実としては最終的にシャルル=アンリ・サンソンに処刑されます。彼の手記には「みんなデュ・バリー夫人のように泣き叫び命乞いをすればよかったのだ。そうすれば、人々も事の重大さに気付き、恐怖政治も早く終わっていたのではないだろうか」と残っていて、ごくごく普通の感覚を持った女性だったのではないかと思いました。
ルイ15世も、彼女のそんなところが良かったのかもしれませんね。
おわり
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