18章 とある宗教の家庭に生まれたワタシが体験談をつらつらと書いたらつらい思い出ばかりで“つらたにえん”な件【あれやこれや勝手に決めるな】
【あれやこれや勝手に決めるな】
この章は、ほぼ会話形式になります。
Hさんが、U男くんと話をしたいと、2人で何度か来訪してくることがありました。
Hさんが連れてきた方、もちろん宗教TLHの信者の方です。Iさんとしましょう。
Hさん「君に、〇〇部でこういうことをしてもらうことに決めたんだ。」
Iさん「うん! がんばろうね!」
ワタシ「いきなり何の話ですか…。」
Hさん「これこれこういうことをしてもらおうと思っているよ。適任だよ。君しかいないかな。」
Iさん「君ならできるよ! よし! がんばろうね!」
ワタシ「すみません。勝手に決めないでください。」
Hさん「みんなでがんばっていこう。そして、もちろん、根本である信仰も大事だ。信仰も一緒にがんばっていこう。一緒に、お経も唱えてね、ともにやっていこうね。」
Iさん「やったね! やる気が出てくるね!」
ワタシ「ちょっと待ってくださいっ。すみませんすみません、待ってくださいっ。やりませんよ。勝手に決めないでください。やめてください。」
Hさん「今こそ、やる時だよ。」
Iさん「よし!やろう!U男くん!」
ワタシ「ワタシの考え方や気持ちを尊重するんですよね? 前にワタシ聞きましたよね?」
Hさん「尊重してるよ。」
Iさん「尊重してます。」
ここから先は
721字
¥ 130