躁うつで関係がこじれたら? Penguinと交際相手の場合
こんにちは🐧
恋愛について書くのは少々恥ずかしいのですが
精神疾患や障害などが原因で
恋愛がうまくいかない方もいるのかと思い、
参考例として記すことにしました。
交際相手はアラサーの男性です。
ここでは「交際相手」とします。
ワタシは双極性障害(躁うつ)、ADHD、ASD傾向のアラサー女性です。
今まで紆余曲折ありましたが、現在はおおむね良好な関係を築けています。
目次
Q.交際相手にはオープンにしてるの?
Q.発達障害や精神疾患が原因で、仲がこじれることはある?
Q.その後、どうやって解決したの?
Q.今は良好な関係?
Q. 交際相手から言われて嬉しかったことは?
Q.交際相手にはオープンにしてるの?
A.ほぼオープンです。
交際して間もない段階で、
私がうつ状態であること、ADHDの診断を受けたことを伝えました。
(双極性障害については、交際後に発覚したので、初めの段階では伝えられていませんでした)
特段、交際相手はよい表情はしませんでしたが、
ADHDの特徴について話すと
「俺もそうかもしれない…」
「でも、自分を発達障害だと思ってしまったら、甘えた生き方をしてしまいそうだから認めない」
と言っていました。
たしかに、交際相手は破滅的に掃除ができませんし、ADHDの気もします。
食器洗いも酷い時は一週間放置しているようです。
Q.発達障害や精神疾患が原因で、仲がこじれることはある?
A.あります。
ADHDで迷惑かけることと言えば遅刻だと思いますが、
遅刻に関しては感覚が合うのか、問題になったことはありません。
そもそもちゃんと待ち合わせをせず、
「夕方ごろ家に行くね」「いいよー」で済ませています。
ひとつのライフハックかもしれません。
旅行など、時間を守らないといけないときは、
3本前の電車をめざします。
(それでも時間ピッタリくらいに着きます)
精神疾患で仲がこじれたことは、過去にありました。
うつがなかなか良くならず、休職を決断した当時、
交際相手の前ではメンヘラっぷりを見せたくなくて、
激うつ状態でも気丈にふるまっていました。
その後、心身の不良がひどくなり、
色んな病院を探すようになり
そこでやっと双極性障害という診断が下りましたが、
悩んでいたことや病院探しに難航していたことを、
「わたし個人の問題だから」と
交際相手に共有しなかったんです。
表情にも出さないようにしていました。
そしたら、
「いつも思ってたんだけどさ…
いつまで療養してるつもり?いつ治るの?」
「そんな状態だと友達にも紹介できない」
「『具合わるいから動けるときに動く』って…
なんで今動かないんだよ」と不満をぶつけられました。
本当は元気なのに、いつまでも怠けて何もしていないニートだと思われてしまったようです。
Q.その後、どうやって解決したの?
A.双極性障害について説明し、話し合いで解決しました。
といっても、ショックでその場では
声が出なくなり、とりあえず
チャットで双極性障害だと診断されたことを伝えました。
ワタシは会話よりも文字のやり取りの方が得意だからです。
ちょうど、心療内科の先生から
「身近な方に読んでもらって下さい」と紹介されたPDF資料(※リンク)があり、
そこには「双極性障害は脳の病気」と書かれていました。
そのURLも併せて送ったところ、
「申し訳ない」と謝罪されました。
薬についての情報は最新ではありませんが、
わかりやすくまとまっています。
家族など身近な人に見てもらうときは
26ページ以降がおすすめ。
Q.今は良好な関係?
A.おおむね良好ですが、無問題ではないです。
「『病気だから』『障害だから』と主張するのは
言い訳がましいな…」と思って
何事もこらえてしまう癖が私にはあります。
交際相手も交際相手で、
割と体育会系な思想を持っているので
一緒にいてしんどい時もあります。
とりあえず、なにか気になるような事を言われたら、
「その台詞、ワタシは追い詰められてるように感じるからやめて」
とその場で伝えるようにしています。
年齢的にも、結婚や子育てを考える時期。
さて、これからどうなるやら。
Q. 交際相手から言われて嬉しかったことは?
A.「俺のできないことが得意で助かる」ですかね。
交際相手は炊事や掃除がかなり下手で、
家の中がめちゃくちゃなので、
ワタシがしょっちゅう掃除しています
(どっちがADHDなんだか)。
ご飯も何度もつくりました。
ワタシは裁縫が得意なので、スーツのほつれなども直しました。
そのあたりで感謝してくれたようです。
他には「知ったかぶりをしない」
「素直で正直。まとも」
「仕事の資料作りに行き詰ったとき、
いつも良いヒントをくれる」でしょうか。
嬉しかったですね。
交際相手から見ると、私は健康で
今すぐバリバリ働けそうに見えるようです。
グッとこらえて元気な人間のフリを
してるだけなのですが・・・このように
プラスの評価につながることもあれば、
衝突の原因になったりもしています。
人間関係、ムズカシイ。
★
こんな感じです。
障害を身近な人にオープンにするのは
大変勇気がいることですし
障害があることを知った上で
一緒にいてくれる人は大変貴重なので
手放さないように、お互いを尊重しつつ、
かつ仲良くケンカ(トムジェリ)したいなと思います。
読んでいただいてありがとうございました!
多少なり、誰かの役に立つといいのですが…!
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