5.エアコンの冷風を隣の部屋に届ける為、ファンを取り付けたら失敗した話(その5)
はい、今回は「防音を重視した窓フタを作る」をやって行くよ!
今までの経緯をザックリ説明。
エアコン買った。
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隣の部屋も涼しくしたい。
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壁に穴開けてファン取り付けてみた(失敗)
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ファンの場所変えてみた(微妙)
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風の通り道を作ってみる(壁に大穴開けた)
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その穴どうすんだよ?(音漏れ問題)
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妻側の部屋に開閉式の窓を設置(可愛い)
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俺の部屋側の窓フタを見た目より防音重視で作る(今回)
最初の記事はこちら↓
2番目の記事はこちら↓
3番目の記事はこちら↓
前回の記事はこちら↓
防音を考える。
さて、今回は隣りの音を防ぐ防音を重視した窓フタを作っていくよ!
現在は「インターホンのチャイムが鳴って出たら三件隣りの音だった」なんて話もあった壁の薄い某賃貸マンション以上に音漏れが酷い。
今回の作業で完璧な防音じゃなくても、せめて壁に穴が開いて無かった頃ぐらいには戻したい!
窓フタ作り
今回は開閉する可愛い窓タイプにはせず、穴にフタをダイレクトに嵌め込むワイルドタイプだ。
まずは前回同様、壁側の柱に磁石を取り付ける。これでビタッと窓フタが壁に密着すると言う仕組みである。
防音はどうするか?
防音の為にはどうするか?
防音する為には「1.隙間を埋める」「2.壁の厚み」、この2点が重要だと僕は思うのだ。
まずは隙間の問題。
なるべく隙間が出ないように、今回は窓枠を作らず一枚板を採用。
使ったのは1×6材、ワックスで色付けした後に壁側に取り付けた磁石の寸法に合わせて磁石を取り付け。
ここで重要なのはN極とS極を間違えないようにする事だ。
次に厚さの問題。
壁は厚みがあればある程防音効果は高い。
ところが厚い板を貼り付けると今度はその重さがネックとなる。重いと安易に取り外しが出来なくなるじゃん? 安全面も心配だし…。
そこで俺が選んだ素材がこれ、吸音材である。
柔らかいスポンジ寄りのゴムマットみたいな吸音材。厚さは2センチもあるが軽い、そして柔らかいのでカッターで簡単に施工可能。
部屋で歌ったりギターを弾く人達が、吸音材を壁に貼り付けたりしているのをネットで見た事があるので、防音効果も高いと思われる。
それでは加工していこう。
まずは窓枠に合わせてカット。
スポンジみたいに柔らかく弾力もあるので隙間にフィットする。
うん、良い感じだ。
次にフタにする1×6材にボンドで貼り付けていく。
完成!
遂に完成!
裏から見ても光が漏れる事はなく、しっかりと隙間無く塞がっているのが分かる。
部屋の雰囲気を損なわない程度には上手く出来たんじゃないだろうか?
肝心の防音性能は、隣の部屋でテレビが付いていてもそのセリフは聞き取れないぐらい。概ね壁があった頃と変わらぬぐらいまでは防音出来たんじゃないかな。
後は夏になってから、どれぐらい隣の部屋が冷えるかを検証していきたいと思う。
今まで読んでくれてありがとう!
このシリーズは一先ず是にて一件落着。
次回はまた夏以降に!