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日記241125:青いマフラー
久しぶりに寝坊した。
布団から出るのが嫌になる気温。
寒い。
いろいろスキップ。
急ぐと、寝坊した自分を責めているような気持ちになるだろうから、急がず急いだ。
その結果、いろいろスキップしてしまった。
コンタクトレンズ、片目だけ。
目から勝手に出てくるまで入れ代えないのが習慣になってしまった。本当に良くない。ちょっと調べたら、失明の可能性もあるとのことだが、背に腹は代えられない。金がないのだ。
そういうわけで、コンタクトレンズは昨日の夕方に、片目から出てきたのを、捨てたっきり。明日の朝、補完する予定。
念押しします、絶対に真似しないでください。
いつもと同じ時間のバスに乗り、駅へ。
なんの問題もなく、いつもと同じ時間に着く。
早い時間ほど電車が混むので、できるだけ遅い電車をホームで待つ。数本見送るのだ。そして、なんとなく慌ただしい空気のなか、急いでいるのかいないのか、いそいそと歩く人々を見送る。何の感情もない。いつものことである。
電車に乗り、本を読む。
久々にエッセイを読んでいる。
続きが楽しみな本。良い本。
昼。
隣の席の女の子、今日は午後からだった。
おしゃれなので、陰ながらお目にかかれるのを楽しみにしている。
綺麗なブルーのニットの上に黒のカーディガン、ベージュのチュールスカート。
しかもマフラー(ブランケットにしてた)とニットが同じ色。良い。良いなあ。
それでいて、気さくな雰囲気なのだ。
でも、仲良くなりたいとは思わない。
仲良くないから、毎日ファッションチェックができるのだ。
隣の席の彼女もそのうちに含んでいるのだが、電車とか、普通に道を歩いていて、おしゃれな人を見かけると、雑誌やショーウインドウを見ている気持ちになる。
だから何ということではないが、なんともいえない楽しさがある。生身の人を見ているのに、物体として眺めている、ということに由来する、なんともいえない感じである。
帰り道。
ドラッグストアに歯ブラシを買いに行く。
ついでに入浴剤も購入。
いつもそう。ドラッグストアに長居しすぎる。長居しすぎて、いつも乗る車両に辿り着けず、最後尾の車両へ。
す、わ、れ、な、い、座れない。
案の定。
電車では立っていたほうが、筋肉が衰えないから良いのだ、と聞いたことがあるが、座っていないと本が読めない。
というわけで、noteを開いたのだ。
そして、適当にだらだらと日記でも書こうと思いついた。
だって、私の記事、誰も読んでないから。
アクセス状況の数字が全然変化しない。下がりはしない(当然である)が、上がりもしない。
何をどう書こうが、誰も見ていないので、もはや逆に気楽に書ける。
ただ、少し虚しい。が、少し虚しいくらいがいい、よく分からないけど。
そんなわけで、朝からの出来事を思い返して、書き始め、あっという間に降車駅。
駅を出ると、いつも、空が目に入る。
波打つような雲が浮かぶ空。程よく晴れて良い天気の日だった。
駅の最寄りのコンビニに、破格で売られていたみかんはもう並んでいなかった。
おわり。