快楽味のカラメルプリン 魔女暮らし日記 6.30.2021
「雨のにおいがする」と怪しんでいたが、ほんとうに雨が降った。夜中の雨にびっくりして、鉢を風除室にしまった。
さいわい一時的だったようで、今朝は晴れ。雲が流れているから風もある。今日は雨の心配はなさそうだから、また鉢を外へ出す。
この鉢の出し入れは面倒だと思いながらもついやってしまう。
まだ小さいうちは少し手をかけてやって、大きくなって地植えしたら自然に任せようと思う。
今朝の水やりで、ジャーマンカモミールが咲いているのに気付く。
花弁がまばらで少し変だ。気づかなかっただけで咲き終わりなのか？
プランターだから養分が足りないのかもしれない。もう少し様子を見てから収穫しよう。
紫陽花もようやく開き始めた。今日で６月も終わりというのに、あわてて間に合わせたような咲き方。
まだまだ開ききってない花もある。たぶん今年は雨が足りないんだと思う。庭には二箇所に紫陽花を植えているが、片方は蕾すらつけていない。
がんばれ紫陽花。
さて水やりを終えて、筋トレをしてプロテインを飲みながら。
無性にプリンが食べたくなる。しかもレトロな喫茶店にあるようなプリンアラモードの固めのプリン。
やわらかでなめらかなプリンはコンビニが美味しいから。濃厚で固めで甘さ控えめで、カラメルにラムが入ってるやつ！
プリン液にはバニラオイルが入るし、先日作ったコーンポタージュに使った生クリームも使い切らなきゃ。
む？この材料は…
マイヤーズのダークラム。
バニラオイル。
生クリーム。
他、お砂糖、卵、牛乳。
ラブポーション！！
さっそくカラメルを作る。この泡を見てると引き込まれて溺れそうになる。実際この時とても熱いので触れるな危険。でも、つい見入ってしまう。
砂糖が透明からカラメル色に変化するのも、純真無垢から不純煩悩へ揉まれ擦れるかのよう。そこにダークラムを注ぐのだから、それは快楽のように見えて実は揮発して後味だけが残る、一時的治療。
実は子供でもこのカラメルの味付けが大好きで、何度も作っている。大人が欲する快楽味なのだから、子供だって大好きなのだ。
快楽味のカラメル
ローズシュガー…70g
水…大匙1
これを鍋で混ぜ、中火にかけ、写真↑のようにふつふつさせる（もう触らない）。ふちが少し茶色くなってきたら火を弱める。理想のカラメル色の一歩手前の色の時に火を消す。少し落ち着かせ、泡がおさまったころ、
マイヤーズのダークラム…大匙1
はねるので気を付けて！（アルコールは飛ぶ）おさまったら、
水…50mlくらい（いつも目分量）
鍋をまわして混ぜる。少ないと飴化するので「いれすぎた！」くらいがちょうどよかった。熱いうちに型に入れる。
※一時的快楽なので食べ過ぎに注意して、ちゃんとした快楽を摂取してください。
砂糖は惹きつける魔術によく使われるが、それも糖質の依存性を利用したものだろう。
今回はふつうのグラニュー糖を使ったが、ローズ花弁を乾燥させたものを砂糖壺にいれたローズシュガーのほうが、ポーション的にはいいのかもしれない。ローズゼラニウムの葉でもいいかも。
結局、プリンは焼きすぎてしまったが、これはこれでおいしい。しかしうちの家族にラブポーションはきかない。みんなラブに興味ないので（笑）
どちらかと言えば味についての批評をもらう。わたしはラブポーションでも美味しくなければ意味がないと思っているので、それはそれでありがたい。
とりあえず次作るときは、焼成にアルミホイル。と内省して、実験はまだまだ続く。
そういえば七夕ぽいゼリーも試作途中だった。
さくっと作れるお菓子は好きだ。
ゼリーやプリンは簡単だから隙間時間で糖分を調節したお菓子ができる。
市販品は甘いかしょっぱいか油っぽいと感じてしまう。このプリンも砂糖の量を半分に減らしている。
ヘルシーで素朴なお菓子が好きなんだよなあ。
今日もよい一日を。
志麻さんのレシピ本は子供でも作れて美味しくておススメです～♪
面倒な行程をできるだけはぶいているのもいい…！甘さが控えめなのもいい…！
快楽は正義なのか？を知りたい人はこちら。わたしも子供に読んで欲しいので買いました。ラノベ風でわかりやすい、1,650円でラクに生きられるなら良い出費でしょう。
これもセット買いしてしまった哲学を考える本。子供に読んで欲しいし、大人もラクになると思う。先生かっこいいし。コミックなので小説苦手な人はぜひ！
AmazonプライムビデオのHNKオンデマンド（月額980円だったかな）で、ドラマも見れます。一時期NHKオンデマンド契約してコズミックフロントなどを見ていた時についでに視聴。とにかく先生かっこいい。
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