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読む前、読んだ後の読書体験を豊かにしよう

最近、読書をして知識や教養を得たり、考え方や価値観が変わったりするのは読書のメリットのほんのひとつの側面でしかないなって思うんです。

そう思ったきっかけが読書と旅行には共通点があるなと思いついたことです。

たとえば旅行なら、旅先で過ごす時間以外に、

ホテルや旅行、旅先選び
行き帰りや移動中の会話
帰ってきてからのみやげ話
写真を見て振り返る思い出

といった楽しみすべてが旅行の一部ですよな。

読書も同じで、物語の世界に没頭したり、著者の考えに共感したりする以外に、

本屋をブラブラする
読みたい本を選ぶ
読んだ本について考える
その感想を誰かに話す
本の舞台に足を運ぶ
本の実写化作品を見る

といった楽しみすべてが読書の一部ではないでしょうか。

つまり読書で得られる体験は、読書をしている最中だけではなく読む前から始まり、読んだ後も続きます。

そして、読む前、読んだ後の読書体験を豊かにすることが本当の意味で読書を豊かにするんだと、僕は思います。

特に読んだ後が大切です。

ビジネス本や自己啓発本を読んだら、すぐに日々の行動に落とし込む。

小説やエッセイを読んだら、感想や意見を話したり、書き留めたりする。

読んだ本を読んだまま終わらせないこと。どんどんアウトプットしていけば、1冊の本を深く深く読むことができそうです。

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