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人の気持ちには浮き沈みがあるのが自然。じゃあマイナスの気持ちをゼロに戻すには?
ポジティブな感情はいいこと。
ネガティブな感情は悪いこと。
以前の僕はそう思っていました。
でも、いろいろな本を読むうちにネガティブな感情も、人には必要だと気がつきました。
人の気持ちには浮き沈みがある
ポジティブな感情だけを持ち続けようというのは心の中に、いつも太陽が昇っているようなものだと思うんです。
でも、太陽は昇って、沈んでいくから太陽であって、それが自然というもの。
だから、人の感情にも浮き沈みがあるのが当然です。プラスが良くて、マイナスが悪いわけではありません。
大切なのは気持ちの揺れを自然なものとして捉え、気持ちがマイナスに傾いたままにしないこと。
必要に応じてゼロの位置まで戻してあげる力を身につけることだなって思います。
では、どうすれば気持ちをマイナスからゼロに戻すことができるのでしょうか?
書くことが気持ちの理解につながる
僕はやっぱり書くことだと思います。
頭の中でゴチャゴチャとしたネガティブな感情。書くときには適切な言葉にする必要があります。
その過程で本当の気持ちに気づいたり、今の状況を整理できたりするからです。
友だちや家族など身近な人に悩みを聞いてもらうと、具体的な解決策は見つからないのに気持ちがラクになったという経験はないでしょうか?
ネガティブな感情を書き出すことは「今まさに悩んでいる自分」と「書き出した悩みを読んでいる自分」との対話なのかもしれません。
自分のネガティブな感情を心に溜めておくと、どんどん不安や怒り、悲しみなどが増幅します。
言葉にして「なぜ不安なのか?」「どうして怒っているのか?」と問いかけることで冷静に対処できるようになります。
昔から日本人には人前で感情の起伏を表さないのが美徳みたいな考えがあります。
友だちや家族の前でさえ、なかなか素直になれません。
だからこそ感情を吐き出せる場所が必要だと思います。
ネガティブな感情で頭がいっぱいになりそうになったら、目に見える言葉として書き出して気持ちをマイナスからゼロに戻すことを心がけてみてください。