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歌川広重 / メトロポリタン美術館
「ご自由にお書きください」ほうけ顔のわたしに言われましても・・・
これがわたしの自由だ。
一体何をやっているのだろう。
ふと、思う。
今日だって、何もないのにnoteを開いて。
昨日は、明日(つまり今日)になる数分前になんとか投稿した。毎日投稿をギリギリつないだ。その数時間後の今、また真っ白なnoteに「ご自由にお書きください。」なんてうっすらとした鼠色の文字で言われている。
ありがとうnote。自由に書いているよ。
昨夜遅くに投稿した記事。これはその朝にざっとおおまかに下地を書いたもの。その後、1日の間に10回いや20回と手を入れた。といっても、仕事中に人目を忍んでのことだ。1回につき、ものの数分しか見ることができず、回数を重ねてはいるが時間にするとたかが知れている。時間ばかりでなく、力も注ぎきれない。このちょこちょこ手入れだと大括りな文章の流れを変えることがなかなか難しい。
まぁ、何が言いたいのか自分でもよくわからないままに文章にしているので、もともと流れも何もないのだけれど。
山に落ちた一滴の水は流れをつくらずに地下深くまで落ち込んでいって、とうとう大河にはならなかった。ちょっとカッコつけてみた。カッコついたか?
大河をつくらなくても、土にしみて草木を潤わせることができたなら、上等ではないか。
いやいや、そもそも。はじめから一滴の水なんてあったのかしら。
昨日あんなにがんばってもうからっからの空っぽだぞぉっ、と今のわたし。我ながら呆けた顔をしている。
noteよ。自由に書くってなんなのさ。
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